2018koho8
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今月の新着郷土本神室連峰物語  ............................坂本 俊亮スッキリ!がってん!高圧受電設備の本 ..........................栗田 晃一仮象のオリュンポス  .........................佐藤 真理恵杉本一文『装』画集  ............................杉本 一文一般図書しない。 .........................................................群 ようこ星夜航行 上・下 .....................................飯嶋 和一ああ、犬よ! —作家と犬をめぐる28話— ...キノブックス今すぐ食べたい!すごい缶詰150 ...........イカロス出版ちひろメモリアル —生誕100年— ..............平凡社よくある子どもの病気・ケガまずの対応マニュアル    .............................................................新谷 まさこ児童書でんでらの(えほん遠野物語) ....................京極 夏彦 じぶんでよめるでんしゃずかん..................成美堂出版怪盗グルーの月泥棒 ................................澁谷 正子5億年後に意外な結末 ....................菅原 そうた原作未来のミライ (角川つばさ文庫) .....................細田 守暑い夏に、涼しい図書館で読書! この季節、新庄といえば、やはり新庄まつり。大飢饉で苦しむ人々を勇気づけるために始めたおまつりです。この由来を知り感銘を受けた滋賀県在住の作家今村翔吾氏は、江戸時代の新庄藩にいた火ひけし消(今の「消防団」組織)たちを小説にすることを決意したそうです。それが、今大人気の「羽州ぼろ鳶とび組」シリーズです。今回は、本シリーズの第1巻『火ひくいどり喰鳥』を読んだ若連の方にお話をお聞きしました。 その方は、沖の町若連の須田治さん。須田さんは、「主人公が組織化されていなかった新庄藩の火消を再建していく姿が印象的でした。組織はひとりでは作れませんが、ぼろ鳶も若連も同じで、仲間や家族の協力があってはじめて強固な組織となります。自分たちが目指す目的のために年齢・立場を超えて情熱を注ぐ姿は、お互いよく似ていて共感しました。続きを読みたくなりました。」と話していました。 この時期、若連の皆さんは、仕事や家庭、山車制作に慌ただしく過ごすそうです。みなさんは、慌ただしく毎日を過ごしていませんか。そんな中、ほっと一息ついて読書をする時間は、明日の活力となる大切な時間です。日頃の疲れを癒やす場、新たな本や人との出会いの場として、暑い夏に涼しい図書館を利用してくださいね。 「羽州ぼろ鳶とび組」シリーズは現在5巻まで刊行され、どれも常に貸出中や予約が入っている状態です。8月にはシリーズ第6作『夢ゆめこちょう胡蝶』が発売予定で、図書館では貸出を行います。本を片手に新庄のまちにでかけよう!!本とひとをつなげる空間図書館に行こう!今月のブック・チャージ ~本でココロの充電!~ ▲沖の町若連の須田治さん▲「羽州ぼろ鳶組」シリーズ全5巻インフォメーション新庄市平和都市宣言35周年記念 「語り継ぐシベリア抑留の記憶展」図書館連携展示 ■とき 〜8月31日(金) ■ところ 市立図書館 ■内容 関係図書(県立図書館所蔵の図書など)の展示 おはなしプラネタリウム〜銀河鉄道の夜〜■とき 8月23日(木)18:00〜20:00 ■ところ 教育研究センター(旧昭和小学校) ■内容 「銀河鉄道の夜」の朗読とプラネタリウムの上演、移動図書館による本の貸出 16

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