2018koho12
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新庄そばまつり  11月11日㈰山屋セミナーハウスで、第9回新庄そばまつりが行われました。過去最高の人出と食数となりました。関係者の皆さん、ご苦労様でした。 そばまつりを始めたきっかけは、平成11年山形新幹線新庄延伸の際、「新庄はかなりそばである」のキャッチコピーが使われ、乗り換えなしで東京に行くことができ、かなり近くなったという掛けことばでした。しかし、新庄は本当にそばがうまいことも事実であるのに、当時は、米の生産調整の転換作物として「そば」の作付が奨励されたのです。実態は刈り取らず、捨てづくりの状態が多く見受けられました。何とかそばに付加価値をつけたいという思いが、新庄そばまつりを始めるきっかけとなったのです。産直まゆの郷で新庄そば工房の皆さんが、冬期間土曜日にそばの振る舞いを行っていることを知り、私の思いを話させていただきました。当初は断られましたが、絶対もったいないと何度もお話しさせていただき、ようやく実現にこぎつけることができたのです。それでもまつり開催のノウハウがないため、先進地である大石田そばまつり実行委員会に釜の数、ゆでる場所、打つ場所などその仕組みを教えていただき、新幹線が開通した12月の第一日曜日に合わせて開催することができました。 2回目に新庄そば音頭ができ、3回目からは職員の提案で、新庄そばガールズも結成され、会場を盛り上げてきました。現在では、新庄産のそば粉の引き合いが大変多くなっています。新庄のそばが全国に知れ渡り、生産者の励みになるよう努めてまいります。目次◎CONTENTS特集/雪と一緒に生きていく4雪の下野菜6雪国生活を安心して送るために8雪国生活を安全に送るために10時代を超えて相見える二つの星12まちとぴ14新庄市子ども芸術学校15新庄市教育の日「コスモスデー」16図書館に行こう17お知らせなど20連載 ものづくりの街しんじょう山尾順紀12SHINJO PUBLIC RELATIONS No.732表紙の写真 雪の下野菜として取扱われている野菜を使った鍋に、新庄の方言「にゃー」にちなみ猫の大根おろしアートをあしらい、新庄の冬を暖かく過ごせるようなイメージを表しました。撮影協力:株式会社JPD新庄キッチンスタジオ鳥越497-5/℡28-01342

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