2018koho12
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体に負担が少ない入浴を心がける 入浴は、血液循環の向上や新陳代謝の促進、痛みの軽減、ストレス解消効果、肌の清浄効果などが期待できます。その一方で、気温の低い時期には急激な温度変化により心筋梗塞や脳卒中を発症することがあります。次の点に注意し、安全な入浴を心がけましょう。体調が悪い・飲酒や服薬後・早朝・食後1時間以内の入浴は控えましょう。入浴前のかけ湯・脱衣所や浴室に暖房をつける、入浴後はゆっくりお湯からあがるなどで、急激な温度変化を減らしましょう。入浴前後には十分な水分補給をして、お風呂に入ることを家族に伝えるように心がけましょう。急な血圧上昇を未然に防ぐ 暖かい所から急に寒い所へ出ると血管が収縮し、血圧を上昇させます。室内と外気との差をなるべく少なくするよう、次のことに注意しましょう。外出時にはマスク・マフラー・手袋を着用するなど、できるだけ暖かい服装をしましょう。家の中でも暖かい服装をする・浴室に暖房をつけるなどして、室内でも寒暖差に注意しましょう。冬の感染症対策 冬に注意が必要なインフルエンザ、ノロウイルスによる感染性胃腸炎に対し、次のことに注意しましょう。帰宅後、食事の前、トイレの後はうがい・石けんによる手洗いをよくしましょう。マスクを着用しましょう。食品や調理器具は、85度以上で1分以上の加熱が有効です。インフルエンザ流行前に予防接種を受けて重症化を防ぎましょう。十分な栄養摂取・休養・睡眠をとりましょう。感染者の便や嘔吐物に直接触れないよう注意しましょう。雪国では特に気を遣ってほしい健康管理冬は夏と比べて、雪かきなどにより体と心に負担がかかることが多くなります。雪と一緒に生きていくためには、健康管理が欠かせません。冬場の健康を維持するために、普段からできることをご紹介します。雪国生活を 安心して 送るために6

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