2019koho01
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 まちなか循環線の導入の背景 平成30年3月に策定した「新庄市地域公共交通網形成計画」では、策定の際にアンケート調査や地域でのヒアリング調査を行い、市民ニーズを把握し、現状分析を行いました。その結果、病院や買い物施設への移動手段を求める声などが多くあることがわかり、この結果を基に交通事業者や有識者と協議を重ね、本市の公共交通において、在りたい姿や必要とする事業を整理しました。 この計画では、公共交通の「利便性の向上」「誘引性の創出」「持続性の確保」を目標とし、利用しやすい公共交通ネットワーク構築のための事業の一つとして、「循環バス路線の導入」を掲げています。今回導入した市営バスまちなか循環線は、移動需要の高い施設への周遊性を確保し、利便性を向上させるため運行を開始しました。走り始めたばかりのまちなか循環線ですが、現在市内を運行している各バス路線やタクシー、JRと組み合わせて、より多くの方に利用してもらいたいと考えています。  まちなか循環線の特長 このバス路線の愛称は「かむてん号まずあべ線」です。これは、市内小学生をはじめとする市民の皆さんの投票により決定しました。 バス路線は北部と南部に分かれていて、更に右回りと左回りで運行しています。運行は平日のみで、8時30分から最終便の15時30分まで8便あります。バス車両は現在1台で運行しており、27人乗りです。 バス車両の特長は、乗車口の車高が低く、高齢者や小さなお子さんも安全に乗り降りが可能です。また、バスにスロープを常備しているので、車椅子やベビーカーを押したままでも乗車することができます。皆さんを安心安全に目的地までお送りします。▪対象/町内会・老人クラブ・サロンなどの団体(10名程度)▪とき/土曜日、日曜日および祝日(時間帯および平日開催については要相談)▪内容/1時間程度で、まちなか循環線の概要とバスの乗り方や降り方などについての説明・バスの乗車体験▪その他 ①乗車運賃の徴収は行いません。 ②体験希望者が集まりやすい場所に集合してください。乗車体験終了後は、集合場所で解散とする予定です。 ③申込は、実施希望日の2週間前までに総合政策課企画政策室(℡22ー2115)へお願いします。地域の新しい顔   新庄市市営バスまちなか循環線乗車体験してみませんか?▲まちなか循環線の乗車体験の様子▲冨樫義博デザインのかむてんがあしらわれた新庄市市営バスまちなか循環線。両側面のイラストは投票により決定しました。4

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