2019koho03
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Q.どのような経緯で取組を始めましたか?A女性従業員が多い中で、現場の声を反映させるために女性管理職を置きたいと考えました。現在は、事務とインストラクターの両部門に女性管理職を置いています。責任を負うことで本人たちも成長しています。また、従業員への気配りや綿密な情報共有が行われることで、スムーズな事業運営がなされ、業績アップにつながっています。他の従業員にもいい刺激となっています。Q. 人材育成のために取り組んでいることはありますか?Aこの地域では即戦力となるインストラクター有資格者の採用は難しいので、個人の資格取得をサポートしています。Q.仕事と家庭の両立支援のために取り組んでいることはありますか?A従業員の声を聞くことです。従業員の希望に合わせたプログラムの構成を行い、就業を継続できる環境づくりを行ってます。会社設立から11年目ですが、これからも現場の声を聞き、そのチャレンジやアイディアを会社として応援していきたいと思っています。Q.企業の特徴を活かした独自の取組はありますか?A「こらっせ新庄」内には保育所があり、子どもを預けている社員がいます。子育て中の従業員にとっては、子どもを近くに預けられることが安心につながっています。将来的にはこらっせ内保育所の子どもたちを対象に体育教室を開催するなど、付加価値をつけたいと思っています。Q.メッセージをお願いします。Aかつてスポーツジムが閉鎖された際に、地域の皆さまから多くの要望をいただき、再開することができました。当社が入るビルには空きスペースもあるため、活用方法を考えながら事業を継続していきたいと思っています。常に地域の声に応え、その声を励みに従業員一同頑張りますので、ぜひご利用ください。子育て応援企業〝われら〞子育てと仕事の両立を支援するを訪ねる株式会社ウェルネス新庄株式会社ウェルネス新庄 平成20年4月設立。市内北本町の商業ビル「こらっせ新庄」において、主にスポーツクラブを運営し、水泳とスタジオでのトレーニング、ヨガなどの有酸素運動のコーチングや子ども向けのダンススクールを提供しています。地域に根ざした企業を目指しており、平成21年に山形県いきいき子育て応援企業に認定され、平成31年1月現在は実践(ゴールド)企業に認定されています。 新庄市子ども・子育て支援事業計画では、子育てしやすい職場環境の整備や企業のサポート体制の確立の重要性がうたわれています。また県では、女性の活躍促進や、仕事と子育ての両立に取り組む企業を、子育て応援企業に認定しています。市内の子育て応援企業に、取り組みや考え方などを聞いてみました。総支配人木村 満 さん子育て応援企業は入札資格審査において加点されます! 平成31・32年度名簿より、山形いきいき子育て応援企業に認定されている企業のうち、実践(ゴールド)企業には3点、優秀(ダイヤモンド)企業には5点の加点が指名競争入札参加における審査事項の評定に与えられます。新庄市は子育てしやすい職場環境づくりを推進しています。153

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