2019koho03
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特集 新庄の魅力発掘・発見!山形大学フィールドワーク前期プログラム紹介どんな目的で行われているのか 山大生が講義の一環として本市に訪れることを機会と捉え、山大生に新庄のファンになってもらい、新庄市との関係性を深めることを目的として、フィールドワークの受け入れを行っています。山大生が観光とは違う形で新庄市の文化や歴史に触れることで、新庄市の魅力と課題を同時に理解し、当事者意識を持てるよう、受け入れ団体と教育委員会が相談し、プログラムを作成しています。 受け入れ団体ごとに特色があり、その特色を生かし、山大生・受け入れ団体・教育委員会の3者にメリットがある事業となるよう工夫しています。新庄市にとってどんな効果があるのか フィールドワークのプログラム内容によっては、イベントを山大生が企画・運営する場合があり、人的資源としてメリットになることが挙げられます。また、受け入れ団体の課題を考えるプログラムもあり、山大生が当事者意識を持って本市の課題に取り組んでくれた例もあります。 新庄まつりプログラムでは、山大生が自主的に講義時間外の新庄まつり当日にブースを設置し、自分たちが考えた企画を実行して新庄まつりを訪れた多くの方を楽しませました。山屋地区のプログラムでは、自分たちが不便と思った部分を基に山屋セミナーハウスのホームページのレイアウトを変更したり、図書館プログラムでは、図書館まつりのボランティアスタッフとして山大生が参加したりしました。 今後は、このような取り組みがこれまで以上に学生主体で行われるよう、プログラム終了後も山大生と受入れ団体が関われる仕組みを作っていけるよう努めていきます。 プログラムのメインは、山屋セミナーハウスのバックネット下の壁面に、山屋の魅力が多く盛り込まれたイラストを描いたこと。山屋に訪れる多くの人に、地区の魅力を伝えられるようになりました。 実際に東山焼を体験し、東山焼の魅力を探ってもらいました。フィールドワーク後も山大生が独自に追加調査に訪れ、東山焼のパンフレットを自分たちで作成しました。 kitokitoマルシェでの図書館ブースの内容を山大生が企画・実施するとともに、読み聞かせも担当し、図書館の魅力を多くの人に伝えていました。 「新庄まつりのファンを増やすために自分たちができること」をテーマに、新庄まつりで隈くま取どりメイクのブースを出すなど、山大生が考えた企画を実行しました。「作陶に挑戦!」新庄東山焼の世界「新庄まつりとオレ」~日本一の山車行列~53×地域の資源を活かし山屋の魅力を探るマルシェ“本活プロジェクト”~本と人をつなげる出前図書館~

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