2019koho03
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“いつもごちそうさま!” まずいろいろな世代のラーメンとの関わりを知るために、家族でよくラーメンを食べに行くという星川家の皆さんと、新庄南高校の生徒にお話を聞きました。 答えが共通していたのは「どんなときにラーメンを食べますか?」という質問です。皆さん口を揃えて話すのは「ラーメンは定期的に食べたくなるものだ」ということ。とはいえ二日酔いや食事を作るのが大変なとき(星川)、合唱祭の打ち上げ・テスト終わりや学校終わり(高校生)など日常の一幕でラーメンが登場するようで、人により食べたくなる瞬間はさまざまでした。星川家のお父さんは「俺はラーメンよりご飯ものが好きだから話が参考になるかどうか」と心配していましたが、なんとラーメン屋に行く頻度は週に二回と多く、四人のお子さんに好きなラーメンを聞いたところ「あの店の塩ラーメン!」「味噌ラーメン!」「あそこのつけ麺!」と、まだ幼稚園児から小学生だというのに、それぞれの好みを語ってくれました。そのようなことを聞き、やはり新庄ではラーメンが身近なものなのだと驚きました。 小さい頃からラーメンの好みが分かれるのは、それほど多くのラーメンに触れているということだと思います。そのためか「ラーメンを食べると安心するので、そのままの味や雰囲気でいてほしい」という意見や「他の場所の有名店に行っても、結局地元の店に行きたくなる」といった意見がありました。最後に、お店の人へ伝えたいことを聞いてみると、取材した皆さんは「いつもごちそうさまと感謝を伝えたい」と答えてくれました。高校生の中には「チェーン店はごちそうさまが言いづらいけど、普段行くラーメン屋なら言えるよね」と話す人もおり、新庄市のアットホームなラーメン屋の雰囲気が伝わってきました。“うまかった”は原動力 お店側の意見を聞くために、とりもつラーメンで有名な「梅屋」と、シンプルなラーメンが魅力の「花かじか」に取材をしてきました。 店を始めたきっかけを聞くと、梅屋は▲家族団らんでラーメンを楽しんでいました。Yamagata University Present山大生が作った広報しんじょうラーメンに触れ、その独特な文化に強い興味をラーメン文化を持つ新庄市民の方々や、どのような思いを抱いているかということです。ことの無いラーメンへの『愛』をお聞きしました。 と、熱い冬 とりもつ人と人~6

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