2019koho04
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新庄の生んだ偉人「松田甚次郎」 3月18日、日新小学校の卒業式に出席しました。あいさつの中で、学区内の文化財の紹介と新庄が生んだ偉人「松田甚次郎」のお話をしました。 翌日の3月19日付け山形新聞の「舞台評」に、ふと目に止まる投稿記事を見付けました。岩手県西和賀町にお住まいで、ぶどう座の代表をされている菊地啓二さんの投稿でした。標題が「感動を呼んだ熱き生き様」。それは、1月27日に花巻市文化会館で、新庄演劇研究会を中心としたメンバーにより上演された松田甚次郎の評伝劇「土に叫ぶ人 松田甚次郎~宮沢賢治を生きる~」(近江正人作・演出)についての内容でした。菊地さんは、投稿の中で「羅須地人協会の賢治を訪ね『自ら小作人になれ!農村劇をやれ!』という二つの訓えに深く感動した甚次郎が郷里に帰り、身体を張って農村の生活改善に乗り出してゆく姿が、村の若者たちとの触れ合いを通して生き生きと演じられた。地方のアマチュアの劇団が初めての県外公演を行ったとは思えない力強さがあった。(中略)300人もの観客から寄せられた『賢治の精神を生きた甚次郎の存在に感動』『生命を育む郷土と農の大切さに気付かされた』などの感想は、この舞台が伝えようとしたものを指し示している。一月末の何かと難しい環境条件の中、主催した新庄市・実行委員会の皆さんに拍手を送りたい」と評していました。 快く上演を引き受けていただいた花巻市の関係者と上演実行委員会の皆さんに、心から感謝申し上げます。今後、新庄市と花巻市がこの交流を通じて絆が深まることを希望しています。ありがとうございました。目次◎CONTENTS特集/市制施行70周年4新庄市は今年で70周年を迎えます6平成31年度 市政  一般会計当初予算  新庄市まちづくり総合計画重点プロジェクト  看護師養成所開設準備課を新たに設置10まちとぴ12市組織体制14さらに便利に!市営バスの改編16連載 みんなのACTION 17お知らせなど20連載 ミライの担い手×ミライの創り手42019 SHINJO PUBLIC RELATIONS No.736 昭和25年5月1日、現在の「広報しんじょう」にあたる新庄市報が創刊されました。700号以上に及ぶ市報の変遷を見ながら、市政70周年に思いを馳せてもらえればと思います。2「市」になって、    今年で70年。山尾 順紀表紙◎INTRODUCTION

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