2019koho08
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地域おこし協力隊◎詳しくは、総合政策課広報・地域づくり推進室へ。℡22-2115地域おこし協力隊の紹介 岡おか 健けん太た郎ろうさん  平成31年4月委嘱東京都板橋区出身 社会教育課 新庄には何も無い。地域おこし協力隊になるとセミナーなど、市民の方と話す機会をいただくことが多いですが、そのときにこれが新庄人の口癖だと何度か聞いて驚きました。私は宝島に来たような気でいるので。 私は大学で映画を学び、映像会社で働きながら、日本口承文芸学会などの会員として民俗学を学んできました。そして日本には昔話の「伝承の語り手」がもう6名しかおらず、そのうちの4名が新庄にいると知り、昔話のドキュメンタリー映画を作るために、昨年6月に新庄に来ました。 昔話だけではなく、新庄の伝統行事や伝統工芸も撮影し、それに関わる方たちと話もしました。昔話や伝統行事、伝統工芸には人間の謎を解く鍵が眠っています。撮影をしているうちに、それをもっと知りたいと思うようになり(また単に楽しいから、新庄の人たちともっと話したいという思いもあり)、私は協力隊に応募しました。 もっと早く新庄に来ていればと悔やんでいます。ここ数年で消えた伝統行事も多いからです。映像は実際に起きたことの空間と時間と音声をまるごと記録する、最良の記録メディアです。今もまだ残っているものだけでも、未来の子供たちに残したいと思っています。 八や鍬くわ 凌りょうさん  平成31年4月委嘱新庄市出身(横浜市からUターン) 商工観光課 この4月から「都市・田舎交流促進事業」の地域おこし協力隊として主に新庄市エコロジーガーデンの認知拡大・交流人口の増加を目標に活動しています。新庄市エコロジーガーデン宿泊交流施設であるゲストハウス「ミノムシ」の宿泊対応や企画開発、来館者への施設案内業務、5月から始まっているkitokito MARCHEやその他イベントに参加し、市民だけではなく多くの方との交流を図っています。 6月には、新庄市エコロジーガーデンという場所を多くの方に知ってもらうために、新たな情報発信の方法として、公式Instagramを開設しました。既存の新庄市エコロジーガーデンFacebookとリンクさせ、市民だけではなく日本全国の方に魅力を伝えられるように運営していきます。 このような手段を使って、今後はゲストハウスの活用に力を入れていきます。ありがたいことにこれまで宿泊してもらった多くの方に「とても快適だった」「知人に紹介したい」と言ってもらえました。SNSが魅力を知ってもらえるきっかけとなり、新庄市エコロジーガーデンでの交流拡大につながるように、この活動を続けていきたいと思います。 地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化などが進行する本市に意欲ある地域外の人材を積極的に招き、地域の活力を呼び起こし、この地域への定住・定着を目指すものです。この制度は平成21年度から総務省の事業として開始され、本市では平成26年度から隊員を受け入れています。これまでの隊員数は延べ9名となりました。 今回は、今年度から本市で活動している八鍬さんと岡さんに、今後の活動目標などを聞いてみました。kitokitoMARCHE▪と き11月までの第3日曜日 10時~15時▪ところ新庄市エコロジーガーデン新任新庄市エコロジーガーデン公式Facebook新庄市エコロジーガーデン公式Instagram158

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