2019koho11
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ゆっくりでも、小さくても、一歩を踏み出せば社会は変わります。そんな一歩を踏み出した人たち、その踏み出すきっかけを作っている人たちを紹介します。市民活動紹介vol.8チーム道草「北辰プロジェクト」 代表 山やまなか中 大たいが我 さん何より、自分たちの活動が、北辰小学校の子どもや先生・地域の笑顔につながることが嬉しいです。北辰の子どもたちの見本となれるように 活動する中で、「自分たちが楽しむ」「子どもにケガをさせない」という基本的なことはもちろんですが、特に気を付けていることが1点あります。 新庄市では大学生と関わる機会が少ないのではないかと思います。そんな中、北辰の子どもたちが、将来、大学を目指す場合、自分たちが大学生のイメージになると思います。そのため、「良いイメージ」を持ってもらえるよう子どもたちや保護者の方々とコミュケーションをとっています。そして、北辰の子どもたちが、将来、山形大学の道草に入って、地元のプロジェクトをもっと盛り上げてくれればな、と思っています。北辰プロジェクトって? チーム道草は活動場所や実施内容によっていくつかのプロジェクトに分かれ、地域連携活動を行っています。私たちが活動している北辰プロジェクトは、小学生が地域資源の素晴らしさを再発見し、地域を大事にする気持ちを育むことを目的にした「北辰学区お宝さがしウォークラリー」を中心に、長期休みでの学習会・交流会・学校行事の手伝いをしています。自身の気持ちを形にするため 私は高校の頃から人助けが好きで、大学ではボランティアをしたいと思っていました。そんな私を先輩が誘ってくれたことで、チーム道草に入りました。企画を考えたり、子どもと接したりすることが好きだったので、このサークルに入って本当に良かったと思います。 金山町田茂沢分校の廃校時に、退職した教員や地域の人々が中心となり、地域の文化活動の拠点とするために開校した「道草ぶんこう」。そこで活動をしていた人が山形大学で立ち上げたサークルが「チーム道草」です。現在では、金山町だけではなく、新庄市内でも多くの地域連携活動を行っています。チーム道草北辰プロジェクト地域を知る勉強会絶滅危惧の魚イバラトミヨを学ぶ地域の魅力発見ウォークラリー16

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