2019koho11
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2市制施行70周年に想う 10月19日、市民プラザにて市制施行70周年記念式典が行われました。台風19号でお亡くなりになった方々への黙とうで始まった式典。その式典前に「新庄の偉人、松田甚次郎の短編朗読劇」が行われ、式典に花を添えていただき品のあるものとなりました。参加者からは、舞台に引き込まれる朗読劇に惜しみない拍手が送られました。また、高校生の新庄市を愛する気持ちを聞かせてもらいました。令和元年という新元号での70周年を迎えることができたことは、新たな時代の始まりに大変ふさわしいものになりました。 一方、市政の課題もはっきり浮き彫りになりました。少子高齢化、人口減少です。今は砂取りゲームのように徐々にという感じですが、一気に砂が崩れることを実感するときが来ます。 今、世の中は、人口構成上団塊の世代が中心となっています。この方々がいなくなると、地域の経済はぐっと縮小します。それは、高度経済成長時代を過ごした方々の経済活動が地域の経済に大きな影響を及ぼしているからです。一方、少子化対策では、幼児教育・保育が無償となりましたが、多様化するニーズへの対応がまだまだ求められています。 どんな課題があっても、市民が希望の持てるまちづくりが必要です。それには遊び心が必要です。否定から入るのでなく、やってみよう、やらせてみようという心がけと、その成功や失敗が笑い話になるような、笑顔であいさつできる人、そんな人が暮らすまち。チャレンジする人を応援するまち。 まちづくは人づくり。楽しいまち新庄が、人口減少に歯止めをかけると信じています。目次◎CONTENTS特集/新庄市市制施行70周年を記念して8まちとぴ10公共交通12 平成30年度最上広域決算13看護師養成所開設事業中止について14平成30年度決算状況16連載 みんなのACTION17お知らせなど20連載 ミライの担い手×ミライの創り手112019 SHINJO PUBLIC RELATIONS No.743山尾 順紀表紙◎INTRODUCTION 新庄市市制施行70周年を記念して作成した、市勢要覧【広報しんじょう特別号】の表紙をリデザインしました。 平和の象徴である鳩に、公募で寄せられた「新庄にある未来に残したい場所やもの」を乗せ、羽ばたいていく。そしてそれを見上げるのは、平成4年に開催された「べにばな国体」を記念して当時の小学校6年生をモデルに「明日へ羽ばたく」という意を込めて制作されたモニュメントです。記念式典での新庄市民歌斉唱。歌のリードは合唱団「キャッスルサイド」の皆さま

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