しんじょう時間 2013秋号
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ToruSoba of Shin包丁処 花板■住所/新庄市沖の町3-20 ■TEL/(0233)22-8715新庄駅前にあり、県内外のお客さんで賑わうお店。蕎麦は水にこだわり月山の伏流水と「最上早生」を使用した十割そばを提供。水でいただく「水そば」で蕎麦本来の香りと甘味を味わうことができます。美味しい料理と利き酒師である店主おすすめの地酒をいただきながら、華やいだ夜をお楽しみください。手打ちそば 庄司■住所/新庄市福田字石橋703-2 ■TEL/(0233)28-0615“食を楽しむ一つとしての蕎麦であれ”と農家を営む店主のこだわりがあふれるお店。地元産の蕎麦粉を使い「今田舎」の細打ち更科と「昔田舎」の太打ち田舎そばの蕎麦を提供し、2種の蕎麦ののど越しと香りを楽しむことができます。お母さん自家製の漬物とそば寒天が添えられ、ほっこりする味にお腹も心も満たされます。手打ちそば さぶん■住所/新庄市小田島町7-48 ■TEL/(0233)23-7733 ■URL/www.sabun.jp蕎麦本来の香りを楽しんでもらいたいと、石臼挽きにこだわり作られたお蕎麦を提供。ふるいにかけた細かな粉に、粗挽きの粉を調合された味な仕掛けにより、つるっとしたのど越しの中に香り高いお蕎麦を楽しむことができます。150年前の古民家を利用した趣ある雰囲気の店内も魅力の一つです。生そば さらしな■住所/新庄市小田島町4-7 ■TEL/(0233)22-8891“一食で満足のいく一杯”をモットーに蕎麦を提供。中でもそば定食は、一人前の蕎麦にサラダ、おにぎりが付いて750円とボリュームと味に満足の逸品。豊富なメニューにこだわり、蕎麦はもちろんのことラーメン、うどんも手打ちにし、それぞれに合うスープも仕込むため、匠な旨さと味に常連さんも多い名店です。そばどころ 樵(きこり)■住所/新庄市鳥越521-5 ■TEL/(0233)22-4088奥羽山系のおいしい水と、「最上早生」を使用した霧下蕎麦を使用したざるそばが自慢。蕎麦の風味が変わらぬよう、朝の涼しいうちに打てる分のみの数量限定で提供。香り高い蕎麦に塩ダレのつけダレで、より風味を引き出します。ここにしかない蕎麦の楽しみ方をぜひどうぞ。そば処 えびす■住所/新庄市金沢1916-1 ■TEL/(0233)29-2527本場で修行を積んだ店主自慢の「冷たい肉そば」がウリ。のど越しにこだわり、つるっといただける麺はボリューム満点で、さっぱりとした透き通った汁に親鶏のコクが加わり、最後の一滴まで美味しい一杯です。カリッとした衣に旨味あふれるゲソ天も一緒にどうぞ。Q.新庄・もがみの蕎麦の特徴は何ですか?̶奥羽山系の伏流水が流れ、霧が発生しやすい気候により、実がしまった美味しい蕎麦を提供しやすい環境にある新庄・もがみ。「最上早生」という在来品種を持ち、年々その作付面積を伸ばしつつある中で、新庄市内でも蕎麦を提供するお店は数多くあり、まさにそば処・山形県において、蕎麦を楽しむのに十分な環境にあるのが新庄市なのです。Q.最上早生とは何ですか?̶山形県で主に栽培されている品種の一つで、もがみ地方で古くから栽培されていきた在来品種。現在では在来品種を選抜して作られた優良品種で、山形県奨励品種に認定され、「最上早生」は緑がかった色が特徴で香りが良く、強い甘味とつるっとしたのど越しを楽しむことができます。熟成期が10月15日頃とされており、これから新そばの時期を迎えます。Q.新庄の蕎麦を楽しむにはどうしたら?̶新庄市内には数多くの蕎麦を提供するお店があり、「どこが美味しいのだろう?」と悩む方も多いでしょう。しかし一緒くたに蕎麦というなかれ、そのお店ごとでこだわっているモノが全く違うのです。それは粉の旨味、挽き方、調合、食べた時の食感、香りなど、どれ一つを取っても同じものありません。一つあるとすれば、それは“新庄の蕎麦を楽しんでもらいたい”というそばを愛する気持ちです。

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