しんじょう時間 2013夏号
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甘味処 悠豆里庵(佐藤製餡所)営業時間 10:00~17:00(日曜定休) 新庄市大手町5-51 TEL.0233-22-0303 ゆとりあん会員特典会員証の提示で10%割引Q.ラズベリー栽培を始めたきっかけはなんですか?̶きっかけは、山形県の産地研究室のセミナーに参加したことです。最上地域には少ない果樹栽培ということもあり、最初は興味本位でしたが、勉強しながら栽培するうちに惹かれていきました。Q.ラズベリーってどういう作物ですか?̶キイチゴって言うと分かりやすいかもしれませんね。フランス語だと「フランボワーズ」です。欧米では、かなりメジャーな作物ですが、日本ではほとんどが輸入です。国産は貴重で、味も香りも輸入物とは違います。Q.ラズベリーの魅力はなんですか?̶ラズベリーは見た目もかわいらしく、美味しいというのが一番ですね。子育て中の女性でも取り組めて、子供と一緒に収穫できるというのは今までの作物とは違った楽しさがあります。子供に美味しいと言ってもらえると、畑に行くのが楽しくなります。農業って楽しいんだよって、子供に見せられるのが嬉しいです。ラズベリーを栽培してるって言うと、何かオシャレで、農家の嫁のイメージも変わりますよね。昨年始めて収穫しましたが、都内のフルーツショップで販売したり、地元の菓子店やホテルでも使ってもらったりしました。初めてケーキになって出てきた時は、本当に嬉しかったですね。Q.栽培の苦労はありませんか?̶雨よけのためのハウスの設置や定植などは手間がかかりますが、それぞれ花やニラなど他の作物を栽培していた経験があるので大丈夫です。ただ、子供も安心して食べられるように、農薬や化学肥料を使わないで栽培しようとみんなで決めていますから、病害虫の駆除は大変です。気温が低いと受粉用の蜂が飛ばないこともあって、安定した品質と量を確保するために、まだまだ勉強と経験が必要です。Q.最上ラズベリー会の活動について教えて下さい。̶現在、最上郡内で42人のメンバーがいます。年齢は20代から60代までと幅広いですが、女性が半分ぐらいと多いのが特徴です。それぞれの得意な分野を活かして、栽培から販売、慣れない営業も、みんな協力してやっています。今後は、生果での出荷だけじゃなく、ピューレやジャム、リーフティーなどの加工品も作ってみたいと思っています。こうして集まると、色んなアイディアが出て、将来が楽しみになります。新庄まつりの演目としても人気が高い、歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」。その主人公・助六が新庄(藩)出身という説がある。助六のモデルになった人物(の一人)として、花川戸に住んでいた「戸澤助六」の名が挙がっている。江戸初期、新庄藩家老の倅・戸澤総之助は、故あって浅草花川戸の侠客・戸澤助六となった。吉原の遊女揚巻と馴染み、義侠のため他人の身代わりとなって入獄、承応二年に牢死し、後を追った揚巻とともに易行院に葬られた。この話が六十年後、江戸の助六劇を作ろうとしていた二代目団十郎の耳に入り、荒事の助六にいかされたものであろう。これらを裏付ける決定的な資料はないが、同じような時期、新庄藩に暇を願い出た家老がいたことや、花川戸に新庄藩の江戸屋敷があったことなどは興味深いことである。新庄まつりの歴史は古く、今から250年以上前の江戸中期までさかのぼります。宝暦6年(1756年)、時の藩主・戸沢正諶(まさのぶ)が、前年の大凶作にうちひしがれている領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するため、戸沢氏の氏神である天満宮の「新祭」を領内あげて行ったのが起源とされます。今や新庄まつりの代名詞となっている山車(やたい)は、宝暦6年に藩主が祭典を命じたとき、城下の人々に出し物や飾り物を自由に出させたと「豊年瑞相談(ほうねんずいそうだん)」という書物に記されています。この時以来、町衆は若連という組織をつくり、毎年、各町内単位に趣向をこらして山車を作ってまつりに参加しています。8/24(土)~26(月)開催●8/24 19:00頃~●8/25 9:30頃~   10:10頃~●8/26 10:30頃~   15:00頃~宵まつり山車行列神輿渡御行列本まつり山車行列新庄まつり交流事業 燦踊祭飾り山車新庄まつり検 索

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