しんじょう時間 2013冬号
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合資会社 篠原商店新庄市沼田町6番32号TEL.0233-22-3300http://www.mogaminatto.com/物産展お越しの方に納豆プレゼント期間:1月25日(土)~4月3日(木)   午前9~午後4時会場:新庄ふるさと歴史センター   Tel.0233-22-2188入館料:大人300円・高校生以下200円小中学生50円休館日:火曜日会員特典立川店)、東急百貨店(渋谷店)、(国分寺・北千住・溝口・志木店)店)、三越(星ヶ丘店)京橋・守口・住道店)合資会社篠原商店Q.農業を始めたきっかけは?̶8年ぐらい前ですかね。勤めていた会社を辞めて、次の仕事を探していたんですが、父の強引な勧めで市の若者園芸実践塾に入りました。姉も兄も新庄を出ていたので、私には新庄に残って欲しかったんでしょうね。 家が農家だったのでもともと抵抗はありませんでしたし、塾で花の栽培を学んで、農業のイメージもだいぶ変わりました。夏場は塾で学んだトルコギキョウの栽培をして、冬になるとタラノメを栽培しています。Q.農業は楽しいですか?̶楽しいことはあんまりありませんかね(笑)。花の栽培は集中力が必要な繊細な作業が多くて、甘えられません。蒸し暑いハウスの中で一人黙々と作業しないといけないですし、ほんとに大変です。でも、自分が育てたものが出荷できるようになるのは嬉しいですよね。近くに同年代の仲間がいることも大きいですね。同じ塾を卒業したメンバーとたまに集まって、情報交換したり・・・。 タラノメは、父と母と一緒にやってるので、それも楽しいかな?ハウスの中で、作業しながら、色んな話もしたりします。Q.今はどんな作業をしているんですか?̶タラノメの穂木を切って、伏せ込みをしているところです。11月に圃場から切り出して保管しておいた補木を短く切って、温床に並べて芽が出るのを待ちます。電熱線の入った温床は18度前後に管理されていて、この時期だと30日ぐらいで出荷出来るようになります。Q.苦労するところは?̶とにかく地道な作業ですね。補木を並べて、管理して、収穫して、調整して、出荷しての繰り返し。芽が出始めると、またこの季節が来たなって感じで、ピークの時には夜中までパック詰めが終わらないんですよ。 品質管理も大変です。今までみんなで“新庄・もがみのタラノメ”のブランドを築いてきたので、迷惑をかけるようなことはできないですからね。Q.おすすめの食べ方を教えてください。̶タラノメはやっぱり天ぷらが一番じゃないですか。湯がいて胡麻ドレッシングで和えると苦味がちょっとやわらいでおすすめです。あの苦味がなんともたまらないんですけどね。小森さんたちが作る新庄のタラノメは2月から3月にかけて出荷のピークを迎え、都内の料理店や百貨店にも並びます。山形県の出荷量は全国一。豪雪の新庄で育った春の味覚・タラノメを是非どうぞ。i Komori 新庄市は、最上地域を約250年にわたって治めた新庄藩・戸沢氏の城下町として栄えたまちです。 藩主ゆかりの品々が残るなか、10代藩主正令(まさよし)公の正室桃齢院(とうれいいん)がお輿入れした際に花嫁道具として持ち込んだ「雛道具」は現在も新庄ふるさと歴史センターに保管されており、国内最大級の享保雛などと共に年に一度のひなまつりの時期に公開されています。 雪の多い新庄では、月遅れの4月3日に合わせてひなまつりを行うのが一般的で、1月25日から4月3日まで「第31回新庄のひなまつり展」を開催しています。「桃齢院」は薩摩藩11代藩主・島津斉彬(なりあきら/篤姫の養父)の曽祖父・8代藩主重豪(しげひで)の11女であり、斉彬の大叔母にあたります。島津家から将軍家に嫁いだ天璋院「篤姫」は斉彬と従兄弟どうしであり、「篤姫」にとっても大叔母にあたります。ガキをもと思いま方が声をと嬉しく品売場増えたの味」をお

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