新庄市の学校給食に沖縄料理が登場!(琉球新報より)
2010年1月26日
最上広域市町村圏事務組合と沖縄中部広域事務組合は、一昨年、友好交流20周年を迎えました。
この間、児童の相互訪問を中心に、異文化交流を行ってきました。今後は、物産交流も促進しようということで、一昨年より「新庄のお米」が沖縄市のチャンプル市場(沖縄農協産直市場)で販売され、大変好評を得ています。
次は、沖縄からの受け入れとして、新庄市の学校給食に沖縄で取れるバナナなどを提供していただくことなどが検討されています。今回、学校給食の献立に沖縄料理が登場したことで、食材購入を通した物産交流が進むことが期待されています。
消防団のあり方を考える・・・
2010年1月15日
1月10日(日曜日)、新庄市消防団の出初め式があり、寒中堂々とした分列行進や市役所前での祝賀放水に、消防団の力強さを感じました。
式の終わりに、「消防団活動でも、後継者不足による団員の高齢化や地域世帯の減少など、様々な課題が提起されていることは承知している。今後、それらの課題をいかに乗り越え存続させていくのか、皆で知恵を出さなければならない。高齢化社会がますます進んでいく中にあって、消防団の役割は重要性を増しているので、団員の皆さんも是非考えていただきたい」と訓辞しました。
実際、正月早々の火災では、猛吹雪の中、約4時間にわたる消火活動が行われ、途中で団長が担当分団以外の撤退を指示したのは初めてのことだそうです。それほどに、猛烈な吹雪でした。また、煙や火柱が横なぐりの強い風で見えず、場所の特定も遅れたとのことでした。こうした厳しい状況にあっても活動に従事するのは、消防団員としての強い使命感からです。日ごろより、防火思想の啓蒙、火災や災害発生時の現場対応、そして残火処理、遭難者の捜索・救助など、消防団の役割は多岐にわたります。普段、あまり関心の無い方でも、実際に災害が身の周りに起きたところでは、消防団の皆さんに大変感謝しています。
消防団が抱える問題を解決するには、地域ががっちりと支える仕組みも大切だと考えます。今後、区長会などと消防団を持たない地区の役割などについて話し合いをして行きたいと思います。
住宅が人の心を豊かにする!
2010年1月13日
1月8日(金曜日)に、建築家の藤本昌也先生が新庄市役所を訪ねてお出でになりました。先生は現在、日本建築士会連合会会長で、以前に新庄市の政策アドバイザーとしてご指導いただいた経緯があります。
先生には、小桧室団地の設計をしていただきましたが、円形で中央に庭を配したこの団地は大変人気が高く、住んでいる方々にとっても自慢の市営住宅という話です。過去の市営住宅といえば、全国画一的な建物という印象ですが、この団地は“住む人の心を豊かにする”魅力があります。当時は、贅沢な住宅だとか批判されたものです。しかし、私が、「この住宅が、そこに住む人に誇りと自信を与えてくれていることに大変感謝している」と申し上げましたところ、先生からは、「住宅が人の心を豊かにすると言っていただけると、建築士冥利につきる」というお言葉をいただきました。
現在は、建築士として「住まいづくり・まちづくりに携わる私たちに今、何が問われているか」というテーマで活動を進めているということで、「環境の時代と木造住宅~地産地消の家づくりに向けて~」という著書をいただきました。木造住宅への思い、在来工法の技術継承、森林と環境、そして人の生き方等を結び付けて、地域の大工さんの出番を創造していきたいという、先生の強い使命感が伝わってきました。
また、建築等を通じた良好な景観形成・まちづくり推進協議会が昨年設置され、是非新庄も参加して欲しいと勧められました。会費は無料で、近隣では金山町が会員となっています。情報交換の場として、是非検討していきたいと思います。
— 年頭にあたって —
2010年1月7日
新年、あけましておめでとうございます。
今年の正月は、猛吹雪の中新年を迎えました。激動の時代を象徴するかのような思いであります。また、年末・年始の火災では、認知症の方が関係していたというケースもあり、大きな時代の流れを感じる思いです。火災で罹災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、昨年は、市制施行60周年、新庄まつりの国重要無形民俗文化財指定、山形新幹線新庄延伸10周年という慶事の年となりました。迎えて今年は、60周年の理念である「TUNAGU~つなぐ」の第一歩を踏み出します。まつりや鉄道、民具やエコロジーガーデン、食と農といった素晴らしい財産に磨きをかけ、そこから人と人がつながる未来をめざして、「市民が主役、市民が動く、市民が光る」情報を発信します。
一方、国政においては政権交代が行われ、「事業仕分け」が公開の場で行われるなど、新たな手法に国民の政治に対する関心がこれまで以上に高まりました。本市でも、ここ数年来の厳しい財政状況を乗り切るために、行政評価方式により事業の見直しや行政の効率化を進めてまいりました。お陰さまで、公債(借金)の償還のピークを終え、昨年からは新たに「財政再建プラン」のもとに、今後の行政課題へ的確に対応が出来るよう、気を引き締めながら取り組んでおります。
本年は、大きく時代が変化する中にあっても、足元を見つめた市政推進に地域担当職員と共に取り組んでまいります。具体的には、昨年9月から実施している「まちづくりミーティング」等を一層充実しておりますが、話題の中心は、雪への不安と要望が多く出されます。本市の永遠の課題でもありますので、今後積極的に取り組んでまいります。また、将来を見据えた「新庄市まちづくり総合計画」を現在策定中ですが、まちづくりミーティングなどでの市民の皆様のご意見を反映させていきたいと考えております。
昨年一年の世相を表す一文字は「新」という字が選ばれ、還暦を迎えた新庄市にとっては、新たな一歩を踏み出す後押しの言葉となりました。今年は寅年です。「“とら”ぬ狸の皮算用」とならないように、千里行って千里帰る、いつも初心を忘れず「人行きかうまち、人ふれあうまち、人学びあえるまち」をめざしてまいりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
このページに関する問い合わせ先
総務課
郵便番号:996-8501 山形県新庄市沖の町10番37号
ファクス番号:0233-22-0989
秘書係
電話番号:0233-22-2113
危機管理体制整備係
電話番号:0233-22-2113
職員厚生係
電話番号:0233-22-2113
人事給与係
電話番号:0233-22-2113
行革法令係
電話番号:0233-22-2114
PDF・Word・Excelなどのファイルを閲覧するには、ソフトウェアが必要な場合があります。詳細は「ファイルの閲覧方法」を確認してください。