20150225165039
10/12
新庄市議会だより10行政視察報告H27.2.25○視察参加議員(議席順) 石川 正志 佐藤 義一 小嶋 富弥 清水 清秋 新田 道尋 森 儀一○視察日程・調査事項(視察先)1.官民共同運行ふれあいバス (北海道当別町) 平成26年10月21日2.議会報告会・意見交換会 (北海道小樽市) 平成26年10月22日3.廃棄物処理およびリサイクル事業 (北海道富良野市) 平成26年10月23日○視察内容 当別町では、事業者の路線バス・行政の福祉バス更に医療機関と地域限定の送迎バスを効率的に「一元化」を図っている事が大きな特徴です。もう一つの特徴としてバスの燃料としてBDF(食用油のリサイクル)を使用し、環境配慮型の運行をしていることです。ご年配のご婦人がコミュニテイバスで福祉施設まで出かける事が新しい「生き甲斐」とのこと。地域公共交通の整備は、単に住民の足の確保だけに留まらず、住民の暮らしの質まで向上させられると再認識させられました。 「燃やさない・埋めない」を基本理念としている富良野市のゴミの分別収集と再資源化については、平成25年度で資源化率が89・7%であり、新庄市の25・4%(平成22年度)と比較して、非常に高い水準にあります。可燃ゴミの内、生ゴミは全て堆肥化され有料で農家に供給され、紙くず、紙製容器、衣類、革製品などはリサイクルセンターにおいて固形燃料として資源化され、石炭の代替え品として販売されています。(文責 石川 正志)○視察参加議員(議席順) 奥山 省三 小関 淳 伊藤 操 沼澤 恵一 遠藤 敏信○視察日程・調査事項(視察事項)1.人口減少対策(長野県大町市) 平成26年10月22日2.健康寿命延長の取り組み (長野県松本市) 平成26年10月22日3.定住化促進事業 (長野県飯島町) 平成26年10月23日○視察内容 少子高齢化社会が一層進む中、人口減少抑制を最重要性課題として施策を打ち出し、事業を積極的に展開している自治体が増えてきています。大町市の場合、県が連携して定住促進事業を進めており、関係者は「今や移住者の呼び込みは、戦国時代に入っている」とさえ述べておりました。 新庄市では、平成23年3月に策定した「第4次新庄市まちづくり総合計画」で、10年後の人口を37、000人と設定していますが、早くもそのラインに近づいています。県とタイアップした、本格的な定住促進策を進める必要性を強く思ったところです。 長寿日本一の長野県は、県全体で健康寿命に向けて自治体それぞれが特色ある施策を展開しています。松本市の場合、市長自身が医師であることから、高齢者の健康管理については元より、「生活の健康」「地域の健康」「環境の健康」「経済の健康」「教育・文化の健康」を市制運営の柱に掲げているとのことでした。すでに「健康寿命延伸都市宣言」を策定しており、出前講座的に行政と市民、産業界、学校がリンクして健康寿命を延ばすための細やかな改善メニューを事業化していることを視察してきました。(文責 遠藤 敏信)絆 の 会開成の会行政視察報告このまちに学べ!
元のページ