20060410
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広 報4.10 2006BOOKSNOW!~図書館はオアシス~ 今月のおすすめ生徒の保護者は、子ども同様に数え切れないほどの悩みや苦しみを持っています。そのような悩みを「気楽に話し合う会」に参加して、語り合ったり聞き合ったりしながら自分を見つめ、悩みや苦しみから抜け出し、明日へのエネルギーを得てみませんか。(教育委員会教育相談室)不登校などの悩みを乗り越える~気楽に話し合う会~おでんさむらい こぶまきのまき ..西村 繁男ほんとにほんと ...................ケス・グレイおじいちゃんのごくらくごくらく ...長谷川義史娘に語るお父さんの歴史 ...重松 清ホームランを打ったことのない君へ ..長谷川集平あかちゃんが教室にきたよ ..星川 ひろ子ふしぎなふしぎなプレゼント ..マリオ・ラモ箱根強羅ホテル ...............井上 ひさし田原総一朗よ驕るなかれ ..佐高 信円を創った男 ―小説・大隈重信― ..渡辺 房男沖で待つ .........................絲山 秋子山形交通三山線 ..............鈴木 洋ムンクを追え! ........エドワード・ドルニック国家の品格 .....................藤原 正彦シャイロックの子供たち ......池井戸 潤おでんの丸かじり .............東海林さだおフリーター漂流 ..................松宮 健一みんな大変 ...................... 渡辺 淳一創ります郷土(ふるさと)の味 ..古田 久子是非におよばず ................山口敏太郎アシュリー ....................アシュリー・ヘギ善人はなぜまわりの人を不幸にするのか .......................................曽野 綾子リンボウ先生の<超>低脂肪お料理帖 .......................................林 望レンタルチルドレン ............山田 悠介朝一番の毒だしデトックス ..松生 恒夫孫が読む漱石 ..................夏目房之介チェケラッチョ! ..................秦 建日子I LOVE モーツァルト .......石田 衣良ゾフィー21歳 ―ヒトラーに抗した白いバラ― ...............................ヘルマン・フィンケ人名字解 .........................白川 静殉愛 ................................結城 五郎『谷内六郎 昭和の想い出』新潮社 刊●開館時間午前10時~午後6時●休館日毎週月曜日、祝日 「気楽に話し合う会」は、平成五年に誕生しました。きっかけは、不登校傾向を示し、学校に行かなくなった子どもたちの親から、「何とかして登校させたい」という相談が教育委員会に持ち込まれたことでした。 教育委員会では、親の要望を受け、親たちの悩みや苦しみを少しでも和らげることを目的に、不登校対策の一環として「気楽に話し合う会」を発足しました。これまで、毎月一回ずつ百三十六回開催しました。会費は無料で、現在の会員は十四人です。 子どもが苦しみ、悩んでいると親の顔も暗く沈みがちになります。この会は、子どもが現実から逃避することなく社会と向き合えるよう、親や子の願いを語り合う会です。さまざまな悩みを時間をかけ話し合うことで着実に一歩一歩乗り越えていこうとする姿は、実に素晴らしいものがあります。 現在、病気などで休んでいる小・中学生を除いて、登校できない子どもたちは全国で十二万四千人といわれています。統計上は三年連続減少していますが、小学生で三百九人に一人、中学生では、三十七人に一人の割合で学校に登校できない子どもたちがいます。新庄市でも十六年度には、小学生三人、中学生三十二人の不登校の子どもたちがいました。 悩みを抱え登校できない児童・ 昭和31年2月創刊から昭和56年12月まで「週刊新潮」の表紙を飾り続けた絵は、1,335枚にもなるという。日本人の原風景を描き続け、多くの人々に愛された画家・谷内六郎のすべて。 少し昔、今よりもっと夢がいっぱいあったような。暮しも、ゆったりと、温かだったような。なぜだろう。今月は少し昔の暮しをテーマにさまざまなジャンルの本を展示します。● 今月のテーマ展示 ●「 ちょっと昔の暮し 」新着図書今月のおすすめくれればそれで満足し喜んで、上手下手に関わらず唄った人を『うまい、うまい、全く上手だ』とほめるのが常だった」とか、さらに「そんな好きな新庄節だから、自身でたまには唄うなり口ずさんでいることもあるだろうと、好奇心から私も注意していたが、ただの一回とて聞いたこともない」と記している。 同じ人に一晩中でも新庄節を唄わせ、とにかく新庄節を聞いているとご機嫌だったという齋藤茂吉は、現在、毎年三月に行われる「新庄節大会」を、天国で上機嫌で聞いていることだろう。なお、詳しくは阿部親也氏の「茂吉と新庄節のこと一 ・二 」(『私の履歴書』私家版)を参照されたい。 (生涯学習課)気楽に話し合う会○対 象 登校できずに悩みを抱えている小・中学生の保護者○と き 毎月1回(不定期)午後7時~9時○ところ 市民プラザ◎詳しくは、教育委員会教育相談室へ。 23-7266
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