20070209
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いきいき新庄人広 報2.9 2007 「もっともっと練習して将来的にはプロのライダーとして活躍したいです」と語る設楽さんは、新庄東高校に通う高校3年生。 「スノーボードを始めたのは小学5年のときです。スキー場で気持ちよさそうに滑っているスノーボーダーを見て自分もやってみたいと思いました。始めはうまく滑れませんでしたが、友だちや先輩たちと一緒に滑っているうちに上達し、ジャンプなどいろいろな技にも挑戦できるようになりました。 練習はほとんど毎日。郡内や県内のスキー場に行って練習しています 。練習はハードですが、友だちや先輩たちと楽しみながら続けています。夏場は、スケートボードで“すぽーてぃあ”の屋外練習場などでスノーボードを意識して練習しています 。 高校に入学して自分の力を試してみたいと思うようになり、JSBA(日本スノーボード協会)主催の競技大会にエントリーしました。種目は、“スロープスタイル” 。雪でできたジャンプ台だけでなく、コース上に設置された鉄製のレールや箱など使ってその上を滑ったりジャンプしたりしてその技術を競う競技です」 設楽さんは、高校1年のときに出場した東北大会で準優勝、全国大会で7位入賞、昨年の東北大会では優勝、全国大会でも5位に入賞しました。 「オリンピック正式種目の“ハーフパイプ”などに比べると“スロープスタイル”は一般的にはあまり知られていない種目ですが、基本的な滑走技術からジャンプなど総合的な技術が必要で、とても奥が深く面白い種目だと思います 。コース取りや技の組合せが重要なポイントになりますが、イメージどおり滑れたときは本当に気持ちがいいです 。さらに練習を重ね技に磨きをかけていきたいです 。 社会人になっても、働きながら競技を続けたいと思います 。雪はマイナスのイメージが大きいですが、楽しみ方もいろいろあると思います 。スノーボードに限らず、多くの人に雪を楽しんでもらいたいです」と設楽さんは、爽やかな笑顔で話してくれました。スノーボードで雪を楽しむ 設楽 拓也 さん(鳥越)したら たくや ×月×日 埼玉県の千間台へ。毎年四月と十月に開催される商店会主催の祭りの司会に行きました。祭りと言えば「新庄まつり」ですが、もう何十年も見ていません。今年こそ行ってみようと思いながらの司会でした。露店から匂ってくる焼きソバやいかの丸焼きのにおい。あーなつかしいなー。 ×月×日 半年ぶりに新庄へ帰りました。もちろん仕事です。昨夜は、高校時代の同級生がやっているビアガーデンの余興。今日は、最上町の某お寺での落語会です。地元に帰るといつも思い出すことがあります。新庄弁丸出しで師匠の門をたたきましたが、なまりのためその場で断わられましたが、それから一年をかけて標準語に直し再度アタックしたらOK。昭和四十八年四月二十日の出来事です。 ×月×日 大変にお目でたい一日です。弟弟子の真打ち昇進記念公演へ出演しました。わたしの師匠柳家小三治一門は九名です。一門勢ぞろいで口上。落語界では、真打ちは一人前です。わたしも彼に負けないように、初心にもどって頑張ろう。新庄の皆さん応援してくださいネ。 ×月×日 十年続けて出演している福祉作業所での落語会です。身体の不自由な皆さんが、わたしが高座へ上がるとたんに「待ってました」。芸人冥利につきます。来年も必ず行きます。 ×月×日 足立区の小学校での公開講座へ。師弟関係のお話しです。何か大切なものを失った何十年間だと思います。親と子、人と人。わたしの講演が少しでも役に立てたらと思いました。新庄に生まれ育ったわたしです。少年時代にもどって無邪気にこれからの人生を楽しみたいと思う今日この頃です。 私の江戸日記新庄藩江戸家老 柳家 〆治さん( 落 語 家 )▼下の段の右から2番目が〆治さん
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