20120709
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6「熱中症」は予防が大切です!熱中症の発生は、7~8月がピークです。熱中症を正しく理解し、予防に努めましょう。◎詳しくは、健康課健康推進室へ。☎内線514 熱中症とは? 熱中症は、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなると、体内に熱がたまるなどして発症します。熱中症は、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。 体調不良や暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響が重なることにより、熱中症の発生が高まります。急に暑くなった日などは特に注意が必要です。 屋外で活動しているときだけでなく、室内で特に何もしていなくても熱中症を発症することもあります。こんな日は熱中症に注意!◆気温が高い。 ◆湿度が高い。◆風が弱い。  ◆日差しが強い。 このような環境では、体から外気への熱放射が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。熱中症に特に注意が必要な方●熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さを感じにくく、汗をかきにくい特徴があります。のどが渇かなくても、水分補給をしましょう。●幼児は、汗腺などが未熟で汗の放散がうまくできず、照り返しにより高い温度にさらされます。保護者の方は、子どもを十分観察し、遊びの際の水分補給や服装・日ごろの体調管理に気をつけましょう。熱中症の予防法は?◆水分・塩分補給●こまめな水分・塩分の補給。(特に高齢者の場合、のどの渇きを感じなくても、こまめな水分補給が必要です)◆熱中症になりにくい室内環境●扇風機やエアコンを使った温度調整。●こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水などで室温が上がりにくい工夫を行う。◆体調に合わせた対策●こまめに室温をチェックする。●通気性の良い、吸湿・速乾性の高い衣服を着用。●保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷却。◆外出時の注意●日傘や帽子を着用 。●日差しを避け、こまめな休憩と日陰の利用。●天気の良い日は気温が高くなる昼下がりの外出はできるだけ控えましょう。 涼しい場所へ避難させる。 安静にする。 水分・塩分を十分に補給する。受診の必要なし受診が必要(口から水分がとれない場合なども受診が必要です)めまいたちくらみこむら返り軽度意識障害・けいれん(呼びかけに対する反応がおかしい)運動障害(歩けない)高体温(触ると熱い)頭痛・吐き気・おう吐体がぐったりする倦怠感・脱力感集中力・判断力の低下中度重度■症状と重症度 ■対処法■医療機関への受診症状が改善症状が改善しない症状による対処法を知りましょう➡➡➡➡➡《迷わずに救急車を呼びましょう》涼しい場所へ移動し、安静にする。体が熱ければ衣服を脱がせ、熱を放散させる。保冷剤などで冷やす(首、わきの下、太ももの付け根)。

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