20120809
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行きかうまち暮らし、定住、未来創造ふれあうまち学びあえるまちしんじょう子育ての輪 ネタでふるさとめぐり小10 県立新庄病院の早期改築要望の署名が五万人以上集まり、県知事に手渡された。この地域にとって必要不可欠な施設なので実現が待たれる。しかし、医療環境が乏しかった時代は、病気ほど恐ろしいものはなかったと想像される。困った時の神頼みは、日常的に行われていたようで、この地域にも病を治す神仏の話が数えきれないほどあることからも、そのことがうかがえる。 現在の県立新庄病院の代わりの役割を果たしていた代表的なものに七所明神社がある。その昔、応神天皇の第二皇子大おおやまもりのみこと山守命が皇位継承のもつれで東国に逃れた。しかし追っ手に捕われ、切られた所が、庄内町余目の千(血)河原、大山守命が遺体を七つに切って祀ってほしいと頼んだのに八つに切ってしまい、余った一つを捨てたのが尾花沢の名木(投げ)沢で、残った七つの遺骸は新庄を中心に七か所に葬られたという伝説がある。 現在、その伝説の通り、市内宮内子育てサークルぴーす代表 今田由香里さん 「ぴーす」は、もともと育児サークル「ぽっかぽか(広報しんじょう5月号で紹介)」に入っていたメンバーが、子どもの小学校入学により集まる機会が減り、自然とサークルも退会・・・となっていくのが残念という思いから、一昨年に生まれたサークルです。土曜日や日曜日の活動が中心で、活動の内容は、わらすこ広場での遊び、親同士の情報交換のほか、バーベキューや芋煮会など家族ぐるみの活動も行っています。 軽い気持ちで始まったサークルですが、同じわらすこ広場で活動する「ぽっかぽか」のメンバーから、育児に関係する助言を求められるようになりました。先輩ママとして、自分が経験したことを伝えられたり、サポートできるのも良いことだな、と感じています。 メンバーには転勤で県内のほかの地域や仙台などに引っ越した人もいますが、退会したわけではなく、年に何回かは新庄に来て、わらすこ広場で一緒に遊んだりしています。こんな関係を長く続けらればと思っています。あそびの広場inわくわく新庄フェスティバル「みんなで楽しむ3B体操」9月2日㈰ 午前10時~正午※大型絵本や紙芝居もありますあそびの広場と子育て相談●保健センター/8月28日(火)・9月11日(火)午前・午後●わくわく新庄/9月4日(火)・18日(火)午前●萩野地区公民館/9月6日(木)午前 ※午前=10時~11時30分 午後=1時30分~3時30分●わらすこ広場/水曜日と元日を除く毎日※わらすこ広場は、8月24日㈮~26日㈰の新庄まつり期間中も開館します!◎詳しくは、新庄市子育て支援センター(わらすこ広場内へ)TEL&FAX22-5115 子どもの入学などに伴い、ライフスタイルが変化すると、仲間とのつながりが途切れがちですが、同じ境遇の仲間は必ずいるものです。今回はそのような状況から生まれたサークルを紹介しますが、当初予想していなかった新たな役割も担っています。第5回七しちしょ所明神社今後の予定
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