2017koho01
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▲8月24日、新庄まつり灯入式にも参加いただきました。(写真は平成26年のものです)▲ゆめりあの垂れ幕がリニューアル▲市役所本庁舎の大型看板▲最上総合支庁庁舎の垂れ幕▲最上総合支庁での企画展示(3/31まで) 新庄まつりが、ユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定し、おめでとうございます。これにより、新庄まつりが、日本が世界に誇る伝統文化のひとつとなり、国内はもとより、諸外国からも注目されることになったことは、大変喜ばしいことです。 有形、無形の国内文化財のユネスコ世界遺産登録に深い関心を持ち、いろいろな面で支援している者のひとりとして嬉しいです。私は日本の祭りをアーカイブして後世に残す仕事をしています。日本には一年間に30万件もの祭りが全国で行われています。お盆や正月には帰省しない若者も、祭りには必ず帰郷する人が多くいます。それほど祭りと人々の心は深く結ばれているのです。 祭りは日本の伝統文化の最高のコンテンツです。古代には自然を尊び、畏敬の念を持って崇拝していた人類も、歴史を経る中で今や自然神を祀る人たちは日本だけとなってしまいました。そうした中、祭りは自然の神を崇め、神様に喜んで頂き、一年の無事と幸せを感謝するチャンスとして存在しているのです。 新庄まつりの山車の巡行を観ていますと、新庄の人たちの神様に対する祈りの形が見えてきます。祭りは神聖であると同時に人々の喜び、祈りが見えなければならないのです。そういう意味でも今回のユネスコ無形文化遺産登録は栄誉あるものと思います。東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授日本の伝統まつりポスターコンクール審査委員長 吉村 作治 氏 エジプト考古学や比較文明学がご専門で、昭和41年にアジア初のエジプト調査隊を組織して以来、調査・研究を続けていらっしゃいます。現在は「日本の祭り」を原点にした地域振興・創生の試みなどにも努め、当市が事務局を持つ「日本の伝統まつりポスターコンクール」の審査委員長もお務めていただいています。▲日本の伝統まつりポスターコンクールの審査風景▲昨年1月31日に開催された「新庄まつりシンポジウム」で、ユネスコ無形文化遺産登録の意義と活用について講演いただきました。▲商店街には登録決定の表示▲新庄駅構内にも登録決定の表示6
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