2017koho06
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デジタル防災行政無線の運用開始 4月4日㈫正午新庄市民歌のメロディーが拡声器から流れました。デジタル防災行政無線の運用開始です。この事業は、土砂災害危険地帯への緊急なお知らせを行うことを目的に設置したものです。6年前の東日本大震災の折の津波警報を知らせる女性職員の声は今でも忘れられません。あの緊急放送で多くの人が避難し命を助けられたことでしょう。新庄に津波は来ませんが、地震や大雨の時に行政と地域が即座につながることはとても大切なことです。いち早く住民の皆様にお知らせする手段が増えたことは、安心安全を守る点で大変心強いものがあります。 さて、運用開始早々眠れない、という苦情がきました。話を聞くと、夜勤して帰るのでちょうど睡眠中に鳴るので眠れない、ということでした。早速地域の区長さんとお話をさせていただき、本人の了解も得て、その地域では夕方五時に鳴らすことにしました。今の時代デジタル無線なので、市役所とそれぞれが個別に運用することができるためです。以前なら一斉放送しかできませんでしたが、選んで流すことができる仕組みになっています。 今後については、土砂災害以外の活用のために市内の必要エリアの調査を本年度行い、来年度実施設計、再来年から順次設置し全市的な運用を行う予定です。これらの運用とともに地域においては、一層の自主防災組織への取り組みをお願いします。目次◎CONTENTS特集/この地域をおこす3地域おこし協力隊×区長 対談8市政と市民を繋ぐ区長紹介10まちとぴ12新庄ハーフマラソン大会14地域医療の今を語る15命を守る!住宅の地震対策16連載 図書館に行こう17お知らせなど20連載 しんじょしラボフラッと出かけて文化と歴史に会える新庄が好きになりました山尾順紀6SHINJO PUBLIC RELATIONS No.714表紙の写真 新庄市で随一の高さを誇る信用金庫ビルの屋上から撮影。新庄市を変えながら、新庄市と共に変わっていく、地域おこし協力隊の姿に負けず、地域みんなでこの新庄市を良くしていきましょう。岩本 涼花 (千葉県袖ケ浦市出身・23歳)社会教育課ふるさと歴史センター所属 平成29年4月に、地域おこし協力隊に就任。伝統ある新庄の歴史や文化財資源の保存・活用を行っている。同時にそれらの情報発信や展示・解説の英訳などを行い、機能の充実を図っている。2この地域をおこす 〜新庄地域おこし協力隊〜
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