8月26日(木曜日)に選考会を開催し、以下の山車がそれぞれ最優秀山車として決定しました。
決定した山車は、8月27日(金曜日)より、新庄ふるさと歴史センター・お祭りホールにて1年間展示されます。
最優秀展示山車(歌舞伎部門)
千門町若連 風流「義経千本桜」
源平合戦後、兄頼朝から謀反の疑いをたてられた義経は都落ちすることとなる。伏見稲荷まで来た義経一行は追ってきた静御前の帯同を許さず、静には形見代わりに「初音の鼓」を渡し、佐藤忠信には自身の鎧を与え、静を守り都へ残るよう命ずる。
その後、九州へ向かう一行は、日和待ちのため、宿屋「渡海屋」に立ち寄る。
そこで亭主銀平に扮していた平知盛が仇敵である義経を討ち取ろうとするが、平家側に敗北の色が見え始めると知盛は義経に安徳帝の身を託し、碇と共に身を投げ、海へと消えゆくのでした。(風流解説/新庄まつりかわら版より)
最優秀展示山車(物語部門)
下金澤町若連 風流「浦島太郎」
亀を助けた報恩として乙姫と海の眷属たちの饗応を受け、龍宮城で栄耀栄華を貪る浦島太郎は、我を忘れて羽化登仙の境にあった。
乙姫と夫婦の契りを交わし、瞬く間に三年の月日が過ぎ去った。
暇をもらった太郎は決して開けてはならないと玉手箱を渡され、惜しまれつつも龍宮城を後にする。
故郷に辿り着くと七百年もの月日が経っていたのだった。失意のあまり、玉手箱を開けた太郎はたちまち白髪の老人に変り果て、やがて鶴の姿になって虚空に舞い上がった。
そして蓬莱の山に遊び、亀に姿を変えた乙姫と共に、夫婦の明神として崇められたのだった。(風流解説/新庄まつりかわら版より)
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