令和3年度より、建設工事指名競争入札参加者の格付等に関する規程を一部改正し、格付基準を見直します。
格付基準の見直し
建築、管工事のDランクの格付者が極めて少なく格付として機能していないため削除し、新たに舗装工事を追加します。
土木一式工事 A,B,C,D → 変更なし
建築一式工事 A,B,C,D → A,B,C
管工事 A,B,C,D → A,B,C
舗装工事 格付なし → A,B
格付要件に技術要件を追加
Aランクは一番上位の格付であり、元請業者として技術力や資本力を求めたいため、特定建設業の許可や1級技術者数を格付要件に追加します。
土木一式工事 特定建設業の許可と1級技術者3名以上
建築一式工事 特定建設業の許可と1級技術者3名以上
管工事 1級技術者1名以上
舗装工事 舗装施工管理技術者1名以上
Aランクの発注基準の見直し
最近の入札では全社辞退などにより不調となることもあるため、Aランクのみ参加できる発注基準を引き上げます。
これにより、Bランクが参加できる範囲が拡大し、入札参加できる業者数が増えることから、参加機会の拡大や競争性を担保していきます。
なお、この見直しにより、Aランクの入札参加の範囲が狭められることはありません。従来どおり1,000万円以上となります。
土木一式工事 3,500万円 → 5,000万円
建築一式工事 5,000万円 → 変更なし
管工事 3,500万円 → 5,000万円
舗装工事 格付なし → 500万円
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