2012年10月18日

　
　今年の新庄まつりは、金・土・日と曜日にも恵まれ大勢の人出で賑わいました。今回は、昨年の大震災の被災地を応援しようと、三県復興祈念を「福興祭」と銘打って、岩手県陸前高田市の「氷上太鼓」、宮城県仙台市の「すずめ踊り」、福島県南相馬市の「相馬野馬追」を招待しました。26日の午前中はいつもならば閑散とした状態ですが、最上公園から駅前まで、大勢の皆さんが応援に駆けつけ、「野馬追」が登場すると、すらりとした立派な馬にどよめき、馬上の武者の迫力に大きな拍手が送られました。にぎやかで華やかなすずめ踊りのチームワークにも声援が送られ、最後の「氷上太鼓」の演奏は、迫力があり体中に響き渡る太鼓の音に一同感動しました。司会者から、陸前高田の当時の津波の様子や仲間が亡くなった事などが紹介され、復興にはまだまだ遠い道のりだが頑張るとの決意をいただき、聴衆から応援の拍手が一段と大きく送られました。 
　飾り山車も定着しました。お名残惜しい最終日、来年の祭りへの期待を込めて、最後の締めを三本で締めて終わりました。関係者の皆さんありがとうございました。