2012年5月24日

　5月17日（木曜日）仙台市で第160回東北市長会総会が開催されました。慣例により前期は仙台市、後期は各県持ち回りで市長会が開催されます。

　東北市長会では、各県提出案件および特別決議を審議・決定し、決議書及び要望書として関係機関へ提出、うち10件以内を全国市長会に議案として提出することとなっております。似たような案件については、会長が文案を整理し一括提出します。今回は29の議案が審議されました。主なものをまとめると、地方財政の強化、東日本大震災関連、雪対策、地方交付税の確保、交通体系の整備、福祉医療、医師養成、国保運営、介護保険の見直し、不妊治療、学校施設補助、社会教育施設の耐震化、学校教員補助充実、農業施策などで、更に原発関連、地方の出先機関の存続などの特別決議がなされました。

　地方の要望を具体化していくためには、こうした積み重ねが大切です。身近な件では妊婦健康診査の公費負担や各種ワクチン助成などがあげられます。新庄市議会や各種団体からの要望など、地道な提案が政策の実現につながっていきます。皆さんの提言をお待ちしております。