2012年5月9日

　4月10日、本市泉田に工場をもつ山梨県上野原市のミヤ通信工業本社を訪問しました。東京八王子から近く、前社長で現相談役の加藤隆氏は「ここらの人は山梨都民だ」とおっしゃいます。

　昭和40年代、当時の電電公社の仕事の関係で新庄工場を設置して以来、1台数千万する精密機械などの設計施工、部品調達から完成品まで、新庄工場と一緒に進めているそうです。また、隣には富士航空電子があり、山形航空電子が本市に工場を作るきっかけになったのが、ミヤ通信さんの働き掛けだったそうです。

　新庄工場の設置当時は道路も悪く、冬などは悪戦苦闘の連続でしたが、今は高速道路のおかげで半分の時間で行き来できるようになり、夢のようだとのお話でした。新庄工場と本社あわせて約100名の従業員でやりくりしていると謙虚に語っておられましたが、社員を切らない堅実な会社方針がうかがえました。新庄工場とも光のブロードバンドでつながり、テレビ会議もできると喜んでおられました。