2014年11月10日

　皇太子殿下が、全国育樹祭出席のため新庄市を訪れました。全国育樹祭は、天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木を皇族殿下がお手入れする緑の祭典で、健全で活力ある森林を次世代に引き継ぐことを謳うものです。今回は、平成14年に全国植樹祭が行われた遊学の森（金山町）で行われました。

　殿下は、10月12日（日曜日）に山形新幹線でおいでになり、私や、小嶋議長をはじめとする市議会議員の皆さん、市民団体関係者がお出迎えしました。その後金山町に向われましたが、沿道では多くの方が日の丸を振って歓迎していました。当日は陽射しがまぶしいほどの快晴に恵まれ、素晴らしい育樹祭となりました。翌日午後は、ふるさと歴史センターをご視察いただきました。施設入口では大勢の市民が、そして新庄まつりホールでは、山車・囃子連盟代表や落合町と大正町若連の代表、さらに福宮囃子若連がお迎えしました。殿下は「立派な山車ですね」「若連になって何年ぐらいになりますか」などと、緊張をほぐすようなお声がけをされていました。民話語りをした子どもたちにも「よく覚えましたね」「何年生からはじめましたか」などとお声をかけられていました。昔の農作業道具の脱穀機の前では「以前使ったことがありますよ」と気さくにお話くださいました。最後に「大変興味深く拝見させていただきました」とのお言葉をいただき、お見送りすることができました。

　新庄・最上の玄関口としての役割を務めさせていただき、大変名誉なことでした。