2014年2月7日

　先月、新庄専門店会による、かむてんを大きく取り上げた催しが行われました。「かむてん劇場」と銘打ち、新庄小学校児童による劇も発表され、素晴らしい演技に感動しました。

　今、改めて「かむてん」が大きく取り上げられています。

　3年前、交流人口拡大のために外国人旅行者を増やそうと、親日的といわれる台湾を訪問しました。その際、新庄まつりや最上川舟下り、温泉や雪などが大きな魅力になるだろうという話に加え、漫画「HUNTER×HUNTER」（ハンターハンター）が台湾で人気との情報もありました。作者が新庄出身なので、多くのファンが「聖地巡礼」する可能性があるというのです。その作家、冨樫義博氏が、民話の里づくりや商店街活性化のために制作したキャラクターが、「かむてん」でした。

　愛嬌いっぱいのかむてんは、さまざまなイベントなどで活躍してきましたが、昨今のゆるキャラブーム、そして人気漫画家がデザインしていることから、注目度も高まっています。この素晴らしい財産をもっと広く世に知っていただきたい、また地域活性化に向けてさらに活躍してもらいたいと願っています。そのために、悪用されないように商標登録したり、多くの人がそのイラストなどを気兼ねなく、適切に利用できるように、手引きの作成も進めています。

　昨年、しんじょう広報部長となった「かむてん」。新庄市の夢を乗せて、大きく世界に羽ばたいて行けるよう、皆さんの応援よろしくお願いします。