2016年4月15日
3月・4月は1年の節目として別れと新たな出会いが毎年繰り返されます。今回、久々に母校の沼田小学校の卒業式に行きました。「私たちの時代は1クラス55人だった」は50年前卒業の来賓の言葉です。「今年が最後の3クラスになるかも知れません」と校長先生。学校行事に参加すると少子化・人口減少を肌で感じます。
時代も環境も大きく変化した中で、変わらないのが人の考え方です。一つのつぶやきが大きな分岐点となります。例えば「どうせ」という言葉。「どうせやるなら」と「どうせやったって」では物事のとらえ方が正反対です。「どうせやるなら」の後には、「元気よく」「楽しく」「精一杯」など前向きな言葉が続き、「どうせやったって」の後には「無意味」「無理」「無駄」などの後ろ向きの言葉が来ます。前向きな姿勢には次のステージがあり、後ろ向きではステージが遠ざかります。考え方一つで人生を分けることもあるのです。
今年は、新庄まつりがユネスコの無形文化遺産登録か否かの年です。登録されれば多くの人が新庄を訪れる可能性があります。住んでいる人が「こんな街なんて」と言うか、「こういう街です」と答えるかで、街の印象が違います。自分の住む街を「これもある、あれもある」と楽しそうに笑顔で答えられたら、それは魅力です。また来ようと思います。でも、「こんな街」と否定的では魅力を感じません。訪れた人も暗くなります。そこが分岐点です。人は、笑顔で自分の街を自慢する人に会いに来るのです。これが「おもてなし」の原点です。新庄の良さをいつでも話せるような街にしていきましょう。
このページに関する問い合わせ先
総務課
郵便番号:996-8501 山形県新庄市沖の町10番37号
ファクス番号:0233-22-0989
秘書係
電話番号:0233-22-2113
危機管理体制整備係
電話番号:0233-22-2113
職員厚生係
電話番号:0233-22-2113
人事給与係
電話番号:0233-22-2113
行革法令係
電話番号:0233-22-2114
PDF・Word・Excelなどのファイルを閲覧するには、ソフトウェアが必要な場合があります。詳細は「ファイルの閲覧方法」を確認してください。