2017年7月12日
5月末付で「葛麓誌最終号の発刊に想う」の巻頭に、最上葛麓会幹事長鎌田隆氏が「会員の減少と高齢化により、運営が困難となり110年の歴史に幕を閉じることになった」と自責の念に駆られた最終号が届きました。
最上葛麓会の歩みを見ると、明治の廃藩置県により、戸沢家とその旧藩士が新庄会を結成。その新庄部、東京部、山形部などがまとまり、明治30年に新庄義友会となったのち、名称を最上義友会に改めたとあります。明治33年に葛麓誌の前身である「最上義友会々誌」が発行され、大正7年、嶺金太郎が郷土誌「葛麓」を発刊。以後「葛麓」が最上義友会の機関紙となり、戦局悪化で廃刊。昭和22年再刊し、今回の169回で最終号となりました。
数年前に、会の今後の有り方について相談を受けました。「最上葛麓会」は郡内全体の集まりでしたが、本市以外の町村で「東京ふるさと会」が結成され、葛麓会の町村出身者がそれぞれ参加していました。本市でも交流人口の拡大を目指し、「新庄東京ふるさと会」を4年前に立ち上げ、葛麓会も入る形で進めてきました。しかしながら、葛麓会として単独で活動を続けていくことは難しいということで解散し、新庄東京ふるさと会に新たな交流の場を設けることになりました。
いつの世も組織を運営することは大変なことです。特にボランティア的な運営はことさらです。これまでの故郷との懸け橋を担っていただいた諸先輩に心から感謝申し上げます。
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