2017年11月15日
「昔話を語り継ぎたい人に」(石井正己編)という本の中に、青木俊明氏による「昔話を語り継ぎたい人のためのブックガイドと選書の方法」という論文が掲載されていました。論文の主旨は次のとおりです。
昔話は、以前だと、祖父や祖母から浦島太郎や桃太郎など語ってもらうものでしたが、現在は、核家族化や諸事情により、寝る前に絵本を読んでもらう、図書館でのお話し会で聞く、学校での朝読みの時間にボランティアの語りで聞くものに変化してきています。
それでも昔話は、子どもたちに人気があり、「困ったときは昔話をやればいい」といわれているくらいです。昔話に関する本もたくさん出版されており、どれを選べばいいのか分かりにくくなっていますが、青木氏は、第一に、読み聞かせや語りに向く本として、再話が原話に忠実であり、方言から共通語への置き換えなどを必要最小限にとどめ、ストーリーを改変していない本であること。次に福音館書店、こぐま社、偕成社など児童書の出版を続けてきた出版社の定評あるシリーズの作品を選ぶことなどを紹介しています。最後に、氏は、「みなさんの伝える昔話で、一人でも多くの子どもたちが昔話を楽しんでくれることを期待しています。」と締めくくっています。
32回を数えるみちのく民話まつりは、新庄の地域文化として語り継がれる大切な活動です。私も一話語ってきました。ぜひ皆さんも一話、語ってみませんか。
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