2018年6月11日
市民に親しまれていた奥羽金沢温泉(通称山屋温泉)が、12月31日をもって閉館となりました。この間、議会等で「市はどう考えているのか」という質問を受け、基本的には株式会社の判断を優先することが第一という答弁をしてきました。その後、温泉に興味のある数社から、今後の利活用についての問い合わせがあることを知り、そのうちの一社に私の知人も入っており、3月末に現場の施設環境の視察に来ました。上京の折、その後について温泉の担当者にたずねたところ、「興味を示す業者との条件の整理をしており、いずれ決定すれば連絡する」というお話をいただいたとのことでした。知人が言うには、「入湯者だけで運営することは大変難しい。温泉に付加価値をつけることが大切で、医療、福祉、健康などとの連携が欠かせない。」ということでした。確かに近隣にある温泉も、当初年間25万人ぐらいの入湯者がいたようですが、最近では20万人を切る状況で、入湯者だけでの経営は厳しいというお話をされていました。
新庄は、県内で唯一温泉がないと言われ、市民も肩身が狭い思いをされているでしょうが、市内の銭湯を経営している方にお聞きしたところ、鉱泉の成分を持っているが温泉の届けは出してないとのことでした。温泉地帯の高温温泉が湧き出る地域での汲み上げと、加温して提供する温泉とでは自ずとスタートラインが異なり、経営状況にも差異が出ることが予想されます。こうした状況や温泉の在り方について、今しばらく情報収集を続け、持続可能な方法を見出していきたいと考えております。
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