【ハクビシンについて】
全長は約1メートルで体重が約4キログラムあり、額から鼻先まで白い模様が見られます。夜行性で木登りが得意で、果実や昆虫なども食べる雑食性です。 ハクビシンは「鳥獣保護法」で保護されている動物なので、駆除の際は捕獲許可が必要です。 ただ多くの病原体を持つハクビシンに接触することで、健康被害が生じてしまう可能性もありますので、「駆除」ではなく「追い出す」ことが優先されます。
【被害を予防するには】
侵入を防ぐ
ハクビシンは頭部が入るところであれば、そこから人家に侵入してきます。主な侵入口は、基礎コンクリートの通風口、朽ちた外壁などの穴です。そのような穴を鉄の網や柵でふさぐことが有効です。侵入口をふさぐ方法については、建築業者へご相談ください。 また、ハクビシンは庭木などから屋根に飛び移り、人家に侵入する場合もあります。家屋に接した庭木は剪定などを行い、屋根に移らないようにすることをお勧めします。
ハクビシンを寄せ付けない
ハクビシンは果実の取り残しやペットフードなどを食べるために人家に近づいてきます。ハクビシンを寄せ付けないために、エサとなる食べ物などの適正な管理をお願いします。
また、ハクビシンが嫌うものとして燻煙材や臭覚忌避剤などの臭いが効果的です(ホームセンターなどで購入できます)。 ニンニクや石油系の臭いも大変嫌います。
ハクビシンを追い払う
侵入されてしまった場合、くん煙殺虫剤(ホームセンターなどで購入できます)を使用することで追い払う方法があります。ただし、屋根裏から追い払った後は、侵入口をふさぐことが重要です。
【駆除するには】
駆除・撤去は、害虫・害獣が発生した土地建物の所有者や管理者の方にお願いしております。個人での対応が難しい場合は、専門の駆除業者に依頼して駆除することをお勧めします。
駆除には捕獲許可が必要です。市へ捕獲の申請(被害状況や足跡の写真)を行った後、捕獲許可証が交付されます。
【箱わなの貸し出し】
ハクビシン等の小動物による生活環境に係る被害防止を目的として、市では住宅等の敷地内等で捕獲を行う方を対象に、「箱わな」の貸し出しを行っています。
《箱わな貸し出しの流れ》
被害発生
(被害状況や足跡の写真を撮ってください)
↓
市環境課へ届出
(場所と被害状況を確認)
↓
捕獲許可証の発行
(申請から1週間程度かかります)
↓
捕獲用ワナの設置
(許可証の期間中となります)
↓
捕獲
(捕獲後は申請者での対応となります。捕獲時の写真も必要です)
↓
捕獲用ワナの返却
貸出物品
小動物用箱わな 高さ25cm 幅23 cm 奥行65 cm (使用方法については、貸出時にご説明させていただきます。また、台数に限りがあるため、貸出までお待ちいだくこともあります。)
箱わな
このページに関する問い合わせ先
新庄市環境課生活安全係
0233-29-5678
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