多面的機能支払交付金共同活動の安全管理について
東北管内でも令和3年度中に63件(別添参考)の事故が発生しております。活動中の事故防止及び安全管理について下記のチェックリストを使い安全確認を行ってください。
活動中の事故の発生を防止しましょう。
安全確認チェックリスト
事前チェック
当日チェック
草刈作業中の留意点
1.防護の徹底
草刈機を使用する際は、ヘルメットや防護メガネ、手袋、長靴(または安全靴)などを着用しましょう。
2.障害物の除去等
事前に、草刈範囲の空き缶や石、木片などを取り除いておきましょう。
除去できない木や障害物がある場合は、その周辺は草刈機を使用せず、鎌等で草刈りしましょう。
蜂刺されを防ぐために、適切な服装や殺虫スプレーを携行し、蜂に刺された場合の対象方法を事前に確認しましょう。
刈刃に石や木片があたって飛び散り窓ガラスが割れる恐れがあるので、自動車は作業場所から離れた場所に停車させましょう。
3.草刈機の点検・整備
刈刃のひび割れや欠け等がある場合には、新しい刈刃と交換しましょう。
刈刃が確実に固定されていることや、飛散物保護カバーが装着されていることを確認しましょう。
4.草刈機の安全な使用
安全な使用方法を修得した作業者が行いましょう。
火災の恐れがあるので、エンジンを始動する場合は、給油場所から3m以上離れましょう
作業を中断する際や移動する際には、エンジンを切って刃の回転が止まってからにしましょう。
安全な使用方法の修得には、「機械の安全使用に関する研修」の取組も活用してください
5.作業間隔の確保
複数名で作業を行う場合は、15m以上間隔を置き、接触事故を防止しましょう。
6.休憩の確保
振動とエンジンの騒音で想像以上に疲労がたまるので、時間を区切ってこまめに休憩を入れましょう。
熱中症対策のため、水分補給をこまめに行いましょう。また、必要に応じて検温を行いましょう。
7.草刈作業者への合図
草刈機は騒音が大きいため、作業者に声をかける際には、鏡や笛を用いて遠くから合図をしましょう。
活動前日までに、現地の下見、打合せ、緊急連絡先の確認を必ず行いましょう
活動中の事故を未然に防止するため、事前に活動場所の下見を複数名で行い、危険な箇所(急傾斜地、窪地やぬかるみ、段差、電線や電話線、狭小地、急流の水路、危険物、蜂の巣などの危険な動植物等)のチェックを行い、危険物の除去や危険箇所をわかりやすく表示しましょう。
参加者の年齢、体力、作業の熟練度等や当日の健康状態を確認し、適切な作業分担・配置を行うとともに、無理のない作業計画を立てましょう。
緊急時に備え、緊急連絡表を作成し、全員で確認しておきましょう。
緊急連絡先の確認
最寄りの医療機関(複数)
ご家族の連絡先
保険会社
活動を行う前に、必ず保険に入りましょう
共同活動を行う際には、必ず保険に入りましょう。
近隣の保険会社に相談してみましょう。活動日の1~2週間前までに手続きが必要なので、早めに参加者を決めるようにしましょう。
1日あたり数十円~数百円のものまで様々な保険があります。保険料は、多面的機能支払交付金による支援の対象になります。
活動に当たっては、参加者一人一人が事故防止の意識を持つことが大切です
活動当日は、事前にチェックした危険箇所等の情報を参加者全員に周知し、注意喚起を行いましょう。
声かけをしましょう。
緊急連絡表を見やすい場所に掲示したり、通報担当者が携帯するようにしましょう。
農作業等の安全対策の留意点等を詳細に解説した「農作業安全のための指針」や事故防止の取組事例等の農作業安全に関する情報は、農林水産省のホームページでご覧になれます。
このページに関する問い合わせ先
農林課
郵便番号:996-8501 山形県新庄市沖の町10番37号
ファクス番号:0233-22-0989
水田農業対策係
電話番号:0233-29-5835
農業ビジネス創造係
電話番号:0233-29-5836
農村・森林振興係
電話番号:0233-29-5837