背景と目的
本市は、元和8 年(1622)に戸沢政盛公によって開かれた新庄藩の城下町であり、寛永2 年(1625)に現在の最上公園に新庄城が築城されました。戊辰戦争により新庄城は焼失しましたが、堀や土塁が往時の面影を残す城址公園として整備されています。
令和7 年には、新庄藩開府から400 年の節目を迎えることから、このことを契機として歴史的風致を生かしたまちづくりに取り組み、令和4 年度中の歴史的風致維持向上計画(以下「歴史まちづくり計画」という。)の認定を目指しています。歴史まちづくり計画の策定に当たり令和3年10 月に実施した「歴史まちづくりに関するアンケート(対象:市民1,000 人)」においては、今後推進すべき取り組みとして、「新庄城址(最上公園)の整備」を望む声が最も多い結果となり、既設の新庄ふるさと歴史センターや市民文化会館の活用を進めつつ、市民が歴史や文化を感じることができる公園の整備が求められています。また、令和6 年度には、公園内に公立保育所を整備する予定となっており、エリア内の施設と連携しながら、公園施設の機能をさらに強化し、緑豊かな環境を生かした子育て環境の充実を目指しています。
一方で、国では近年の社会情勢をふまえ、平成29 年に都市公園法を改正し、都市公園が持つ緑とオープンスペースなどの機能を市民の生活の質の向上のために最大限引き出す柔軟な利活用を推進しています。
この度策定する「最上公園(城址公園)整備基本構想(以下「基本構想」という。)」は、これらの背景を踏まえながら、施設機能の老朽化などに対応し、歴史ある城址公園として、また市民の憩いの場や誰もが楽しめる賑わいの空間として整備を行うための基本的な考え方をまとめたものです。
対象範囲
基本構想における対象範囲は、都市公園である最上公園の範囲と、隣接する市民文化会館、保健センター、老人福祉センターの敷地を合わせた約8.7ha の範囲とします。
基本構想の位置づけ
基本構想は、上位計画である「第5 次新庄市総合計画」や「新庄市都市計画マスタープラン」に則し、「新庄市歴史的風致維持向上計画」などの関連計画との整合を図ります。また、最上公園内に整備予定の「新中部保育所(仮称)整備基本計画」との整合を図ります。
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このページに関する問い合わせ先
都市整備課
郵便番号:996-8501 山形県新庄市沖の町10番37号
ファクス番号:0233-22-0989
建築住宅室
電話番号:0233-29-5821
都市計画室(高速道路対策室)
電話番号:0233-29-5822
雪対策室
電話番号:0233-29-5823
道路維持管理室
電話番号:0233-29-5824
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