令和3年11月の検針分（11月の請求分）から新しい料金表が適用されます。
下水道使用料及び農業集落排水処理施設使用料は変更ありません。

改定の理由

水道メーターの口径が大きいほど一度に多くの水を使うことができるため、それを支える水道施設への負担も大きくなります。今後の水道施設の老朽化や人口減少に伴う給水収益の減少を見据え、水道施設の維持管理における費用負担の公平性の観点から、水道メーターの口径の大小に応じた料金を設定する改定を行います。

改定の内容

• 口径別料金体系への移行
  家庭用、団体用、営業用など、水道を使用する用途に応じた料金を設定する用途別料金体系から、水道メーターの口径の大小に応じた料金を設定する口径別料金体系へ移行します。
•  メーターの口径とは

 水道メーターの接続部分の内径です。

新しい水道料金表（1か月・税抜き）

新しい水道料金の確認方法

水道メーターの検針（毎月4日から14日の間）の際に、「水道料金等のお知らせ」をお配りしています。
「水道料金等のお知らせ」に記載されている（1）水道メーターの口径、（2）使用水量から、下の「水道料金・下水道使用料早見表」で新しい水道料金を確認することができます。
注意：下の見本の水道料金の金額は、新料金ではなく改定前の金額です。また、11月の検針分から、用途（見本では「家庭用」）は表示されません。

• 水道料金・下水道使用料早見表

「口径13ミリメートル」
「口径20ミリメートル」
「口径25ミリメートル」
「口径30ミリメートル」
「口径40ミリメートル」
「口径50ミリメートル」
「口径75ミリメートル」
「口径100ミリメートル」
「全口径一覧」

• 料金自動計算シート

水道料金・下水道使用料は自動計算シートでも確認いただけます。
料金自動計算シート

注意：井戸使用時料金、事業所等の農業集落排水施設使用料には対応しておりません。

「口径変更に関する相談窓口」

水道メーターの口径は、お客様が使用する水栓数などにより最も使用水量が多い状況を想定し、不足がないように設定されています。そのため、実際の使用水量が少ないとしても直ちに口径を小さくできるとは限りません。また、口径を変更する費用はお客様のご負担となります。水道メーターの口径の変更を検討されている場合は、上下水道課内に「口径変更に関する相談窓口」を開設しておりますので、お問い合わせください。なお、水道メーターの口径は、法令等に基づき、概ね8栓までは13㎜、概ね15栓までは20㎜とし、それ以上の場合は水理計算を行い決定しています。

よくあるご質問（Q＆A）

• Q なぜ水道料金の改定を行うのか？

A 水道施設は、水道メーターの口径に応じた給水能力を維持しており、水道メーターの口径が大きいほど一度に多くの水を使うことができるため、それを支える水道施設への負担も大きくなります。今後、人口減少に伴い給水収益が減少していくなかで、水道施設の維持管理における費用負担の公平性を保つため、水道を使用する用途に応じた料金を設定する用途別の料金体系から、口径の大小に応じた料金を設定する口径別の料金体系に移行するものです。

• Q いつから水道料金が改定されるのか？

A 令和3年10月1日から新しい料金表となります。9月30日以前に開栓している方については、11月の検針分（11月請求分）から新しい料金が適用されます。また、10月1日以降に開栓した方については、初回の検針分（10月1日から15日に開栓した場合11月に初回の検針、10月16日から31日に開栓した場合12月に初回の検針）から新料金での請求となります。

• Q 水道料金の額はどれくらい変わるのか？

A 水道使用者全体の約98％を占める、口径13ミリメートルから25ミリメートルの平均的な使用水量の増減額（税抜き）は以下のとおりとなります。
  

• Q 自分の家の口径はどうやって確認できる？

A 水道メーター検針時にお配りしている「水道料金等のお知らせ（検針票）」に口径を表示しています。

• Q 水道メーターの口径の大きさはどのように決まっているのか？

A お客様が使用する水栓数などにより最も使用水量が多い状況を想定し、不足がないように設定しています。具体的には、法令等に基づき概ね8栓までは13ミリメートル、概ね15栓までは20ミリメートルとし、それ以上の場合は水理計算を行い決定しております。

• Q 口径を小さくすることは可能か？

A メーターの口径は、建屋の建設時に、最も使用水量が多い状況を想定し決定しています。そのため、実際の使用水量が少ないとしても、直ちに口径を小さく出来るとは限りません。水道メーターの口径の変更を検討されている場合は、上下水道課内に「口径変更に関する相談窓口」を開設しておりますので、お問い合わせください。なお、口径を変更する費用はお客様のご負担となります。

• Q 全国、県内の水道料金体系はどうなっている？

A 全国の約6割の水道事業者が口径別料金を採用しており、その数は年々増加しています。山形県内においては、13市の内10市が口径別料金を採用しています。

• Q 下水道使用料、農業集落排水処理施設使用料は改定しないのか？

A 今回は改定しません。