国・新庄の平均最大積雪深は140cm。こんなに雪があるところで、いったいどんな生活をしてきたのでしょう?
雪の降らないところの生活とどんな違いがあるのでしょう? どんなふうに雪と闘ってきたのでしょう?
過去のデータで最高の積雪深を記録したのは昭和11年3月の250cmです。 これほど積もるといろいろな問題がおきます。
屋根の雪おろしをしないと家がつぶれてしまいます
屋根の雪は下ろさないと重みで家がつぶれてしまいます。屋根に1メートル雪が積もれば1平方メートルあたり300kg。屋根が50坪あれば約50トンもの重さになります。果樹なども枝折れしてしまいます。
家のまわりや道路の雪を排除する場所に困ります
雪を地下水で消す消雪道路もありますが、すべての道路に設置することは不可能です。流雪溝(りゅうせつこう)という雪を流してやる側溝もありますが、限度があります。今はトラックにじゃまな雪を積んで、川に捨てたりしています。昔はそのようなものも無かったので、しかたなく2階から出入りしたこともありました。
雪を排除できないといろいろな問題が起きます
消防車や救急車が通れなくなって、火事や病人がでたときに対応が遅れてしまいます。消火栓などはこまめに除雪しなければなりません。
このページに関する問い合わせ先
雪の里情報館
郵便番号:996-0086 山形県新庄市石川町4番15号
電話番号:0233-22-7891
ファクス番号:0233-22-7860
PDF・Word・Excelなどのファイルを閲覧するには、ソフトウェアが必要な場合があります。詳細は「ファイルの閲覧方法」を確認してください。