国際的な友好関係を構築し、共生社会の推進に寄与することを目的として、台湾の南投県草屯鎮(なんとうけんそうとんちん)と国際友好交流協定を締結しました。
さまざまな分野での交流を通して、市民が国際感覚を身に付け、多様な文化への理解の向上を目指します。
❶経済関係、文化関係の発展ならびに市民交流の促進
❷教育の協力、学校の相互交流および学生国際交流の機会の促進
❸スポーツ交流の機会増進、支援、協力
❹観光交流、産業発展の促進
本市では、今回の協定締結を契機として、今後さまざまな分野で交流を広げていきます。
さまざまな分野での交流を通して、市民が国際感覚を身に付け、多様な文化への理解の向上を目指します。
本市と台湾との関係
本市では、平成23年6月にインバウンド誘致キャンペーン実行委員会を設立。有効なインバウンド誘致先として台湾との交流を開始し、これまでに、台湾人留学生のインターンを受け入れるなどの交流を深めてきました。
また、東京オリンピックの際には、バドミントン競技のホストタウンとして選手団にメッセージビデオを送り、応援するなどの交流を実施しました。令和3年3月には、この交流がきっかけとなり、草屯鎮にある新庄國(こく)民小学校と本市の新庄小学校で「オンライン交流学習会」が実施されました。令和4年11月にも、在日台湾留学生の学生会東京支部28名によるモニターツアーの受け入れを行うなど、さまざまな形で台湾との交流を深めています。
協定締結の経緯
東京都港区に、台湾大使館にあたる「台北駐日経済文化代表処」があり、台湾との交流事業の際には、代表処と本市でやり取りを行います。その中で、令和5年4月に今回の協定締結について、代表処を通じて打診があり、草屯鎮と本市の交流を促進していくことを目的として、国際友好交流協定を締結することになりました。協定の内容
今回締結した協定では、観光·産業· 教育· スポーツなど、次の4点の内容について定めました。❶経済関係、文化関係の発展ならびに市民交流の促進
❷教育の協力、学校の相互交流および学生国際交流の機会の促進
❸スポーツ交流の機会増進、支援、協力
❹観光交流、産業発展の促進
調印式と歓迎交流会
令和5年9月20日、簡景賢(かんけいけん)鎮長を始め、代表処の副代表、草屯鎮役所の職員、草屯ロータリークラブの方など、総勢30名の訪問団が本市を訪問。当日は、協定締結の調印式の後、訪問団の歓迎交流会を実施しました。調印式では、中部保育所の児童が「やんちゃ太鼓」を披露し、交流会では「萩野鹿子踊保存会」が踊りを披露するなどして会場を盛り上げ、文化交流を深めました。本市では、今回の協定締結を契機として、今後さまざまな分野で交流を広げていきます。
草屯鎮の紹介
地理
草屯鎮は、台湾の中央部にある南投県の北西部に位置し、台中市から南投県に入る玄関口となる交通の要衝のまちです。人口は約9万7千人で、南投県では南投市に次ぎ2番目に大きな都市であり、国内の鎮では最も人口の多い都市です。面積は104平方キロメートルで、本市の約半分の面積です。交通の利便性が高く、社会福祉も充実しています。また、きれいで快適なまちであり、文化が豊かで住みやすいと言われています。教育
草屯鎮には幼稚園から大学までの教育機関があり、幼稚園が1園、小学校が14校、中学校が3校、高等学校が1校、大学が1校あります。産業
草屯鎮は、南投県で最も繁栄した商業エリアであり、台中市郊外の衛星都市の一つです。南投県の中でも特に経済が発展しており、第3次産業に重点を置いています。 また、農地面積は4900ヘクタールあり、農地が肥沃で水利·灌漑(かんがい)施設も完備されています。農産物では、米· 米加工品· カボチャ·バラ·ライチ· ブドウなどの栽培が盛んです。観光
近年は、観光地の開発と人文芸術の事業を積極的に行っており、エコアートパークや美術館、動物園、人工湖など、観光地の大規模開発プロジェクトを立ち上げています。国立台湾工芸研究開発センターも設立され、毎年「わら工芸文化祭」が開催されています。このページに関する問い合わせ先
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