「歴史的風致」を活かしたまちづくり
新庄市は、中世から近世に整備された城下町を礎に、古くから新庄・最上地域の政治経済の中心地として発展してきました。また、古くから交通の要衝として、多くの歴史や文化がもたらされ、新庄まつりをはじめとする伝統行事や、新庄藩戸沢家ゆかりの歴史的建造物などが受け継がれ、地域固有の歴史や文化が現代の人々の暮らしに息づいています。
しかし、人口減少や少子高齢化の進展にともない、担い手不足や財源不足により、これまで受け継がれてきた歴史や文化、歴史的建造物の維持や活用が難しくなってきているものもあります。
こうした状況を踏まえ、市では、地域固有の歴史と文化を守り育てるまちづくりを推進し、長期的なビジョンと継続的な財源確保により次代に引き継いでいくため、「歴史まちづくり法」に基づく「新庄市歴史的風致維持向上計画」を策定し、まちの魅力や価値を再構築する「歴史的風致」を活かしたまちづくりを推進します。