マイ・タイムラインとは

マイタイムラインは、住民一人ひとりが、災害が発生する前に「いつ」「誰が」「何をするのか」を時系列で整理した、自分自身の防災行動計画のことです。

特に、台風の接近による大雨や河川の増水など、進行が予想される災害に対して、どのように行動すれば安全に避難できるかを具体的にまとめることを目的としています。

マイ・タイムラインの主なポイント

• 家族構成、住んでいる地域の災害リスク（ハザードマップの確認）、避難経路、避難場所などを考慮し、それぞれの状況に合わせた内容で作成します。
• 災害発生までの時間軸（例：台風接近の24時間前、12時間前など）に沿って、「いつ」「どのような情報収集を行い」「どのような準備をし」「いつ避難を開始するか」などを具体的に書き出します。
• 自分の地域の災害リスクや、発令される避難情報・気象情報の意味などを把握します。　
• 自分の住んでいる場所がどのような危険にさらされる可能性があるか、どのような行動が必要かなどを考えます。
• 具体的な避難行動を、家族と話し合いながら決定し、計画に落とし込みます。
• 災害が発生した際に、慌てずに適切な行動をとれるように、事前に準備しておくことで、命を守るための行動を促します。
• ワークショップ形式での作成推奨: 地域住民が参加するワークショップなどを通じて、地域の特性や他の人の意見も参考にしながら作成することが推奨されています。