令和3年3月に「新庄市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」が制定されました。
条例制定の趣旨
全ての新庄市民が、障がいのあるなしにかかわらず、相互に人格と個性を尊重し合いながら誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指し、協力し合いながら障がいに対する理解を深め「合理的な配慮」をもとに助け合うことや、障がいを理由とした差別の禁止について条例にしたものです。
「合理的な配慮」とは、障がいのある人の性別や年齢、状態に応じ、障がいのある人が困難だと感じるものを解消するために必要な配慮のことをいいます。
ただし、障がいのある人の捉え方や考え方、配慮する側の出来る範囲には違いがあるため、その都度の見極めが必要となります。
合理的な配慮とは
「合理的な配慮」とは、障がいのある人の性別や年齢、状態に応じ、障がいのある人が困難だと感じるものを解消するために必要な配慮のことをいいます。
事業を行う場合は「合理的な配慮」の提供について、表の項目にチェックし、障がいを理由とする差別の解消への認識を深めていきましょう。
ハード面での合理的な配慮の具体例
- 会場までのアクセス、入口まで誘導する案内はありますか
- 会場までの案内看板の設置
- 駐車場整理人
- おもいやり駐車場スペースの確保
- 会場内の移動のために配慮された設備や分かりやすい案内はありますか
- 施設の案内図
- 多機能トイレの案内
- 段差解消スロープ
- 備え付け車椅子
- 車椅子の通れる幅の確保(120センチメートル以上)
- エレベーターなど上階に移動する手段
- 点字ブロック
- 障がい者のための席や、具合が悪くなった時の休憩スペースを設けていますか
- 会場内での車椅子用スペース
- 休憩スペース
- ベッド(注意1)
- 長椅子(注意1)
- 救急用具(注意1)
- 障がい者と離れる時間のある補助犬の、受け入れ準備はありますか
- 補助犬用の待機場(スポーツ体験や、作業体験中)
- トイレ機能のスペース
- 急な変更や災害発生時に、分かりやすく伝達、誘導する手段はありますか
- マイク
- 拡声器
- プラカード
- 案内ボード
注意1:休憩スペース内
ソフト面での合理的な配慮の具体例
- 申し込み時や問い合わせ等での、コミュニケーション手段は多様ですか
- 電話
- ファクス
- メール
- 窓口
- 意思疎通が不得意な障がい者に対応するためのコミュニケーション手段と、配慮した場所の準備はありますか
- 手話通訳者・奉仕員(注意2)
- 要約筆記(注意2)
- 手がきボード
- 絵文字カードなど、分かりやすい色や表現のもの
- 配慮を必要とする方のための席
注意2:事前に予約が必要なもの
関連ファイル
このページに関する問い合わせ先
成人福祉課
郵便番号:996-8501 山形県新庄市沖の町10番37号
ファクス番号:0233-23-2469
生活支援係
電話番号:0233-29-5808
地域福祉係
電話番号:0233-29-9117
介護保険係
電話番号:0233-29-5809
障がい福祉係
電話番号:0233-29-5810
PDF・Word・Excelなどのファイルを閲覧するには、ソフトウェアが必要な場合があります。詳細は「ファイルの閲覧方法」を確認してください。